12回目
私のブログは定期的更新はなく、比較的マイペース。「超絶簡素レビュー」はシリーズ化しているのだが、こちらもペースはマチマチ。何か一週間に一回スルッとやれるシリーズを考えようということで、始まったこの企画。
漫画をここ最近は電子書籍でのみ読んでいるのだが、本当に面白い作品と感じたら紙媒体を買ってしまう。
その中で私が突き抜けて面白いと感じたのは「まったく最近の探偵ときたら」という作品だ。
1巻は所々路線に迷っているところはあるかもしれないが、ギャグ一本で考えればどのギャグマンガよりもずば抜けて面白いと感じた。寧ろ飛び道具級のネタを所構わずぶちかますというのが好きな人にとってここまでハマる作品はないだろう。
閑話休題、今回の曲はこちら・・・
カムフラージュ/竹内まりや
フジテレビ系列のドラマ「眠れる森」の主題歌に起用された。
竹内まりやはこの時代は中々いい年をしていたが(53歳)、ドラマのタイアップや当時かなりの頻度でCMソングも抜擢されており(ケンタッキーのCMはここから)、若者を中心にヒットを産み出して行った。
そんなカムフラージュは竹内まりやの神髄をいっているようなバラードソング。ドラマに忠実に寄せており、キムタクに「ストーリーの謎解くカギはこの歌詞にある」と言わしめるまで。
竹内まりやの歌詞は不倫要素を描いたものが多く、この歌詞もそういう雰囲気を持っている。
黙ったままで早く唇奪って やっと言える「好きだった」と
ずっと近くにいたのに 欺いてきた私を許して
引用サイト:うたまっぷ.com(http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=65120)
互いに恋人を持っている同士なのに、不倫をしている歌詞なのに、こんなにも切なくそして胸が締め付けられる感覚は竹内まりやにしかできない手腕なのかもしれない。
そして何よりメロディーが上質。サビの泣きメロをここぞとばかりに押してくるのは竹内まりやの生まれ持った普遍性ある楽曲を如実に表している。
竹内まりやがポップシンガーと言われるとともに、この後も『人生の扉』『いのちの歌』などの上質なバラードソングを産み出せるというのは勿論年の関係はあるかもしれないが、時代に左右されないソングライティングセンスを持っているほかない。だからこそ、今聞いても古臭くなく、飽きない歌詞の世界観とメロディーがあなたを待っている。
「クリスマスが今年もやってくる」のフレーズで有名な『すてきなホリデイ』のイメージが一般的だがその他にも名曲が多量にあるためどれから聞いても損はないと言えよう。
という竹内まりやを勧めたところで今回は終わりにしようと思う。では、また別のブログで・・・