大決算の中の大決算!
まずは明けましておめでとうございます!
昨年は4月以降全くもってブログを更新できなかったことを大変に申し訳ないと思っている。
そんな中昨年もたくさんの曲を聴いた。昨年は特に、2022年よりもアニメのヒットソングと言うのが目立った年のように思える。【推しの子】に関しては最早『アイドル』が圧倒的に強かったり、呪術廻戦等でもアニメの力が驚異的だったのか、キタニタツヤもヒットソングの扱いを受け紅白に出るなど。ちょっとアニメが強すぎたなぁと思える。
それでは目次をつけてまずは50位から26位まで簡易的なコメントをつけて見ていこうと思う。早速見ていこう!カウントダウン!
50位~26位
50位:トドメの一撃/Vaundy feat. Corry Wong
- Corry Wongのギターテクみたいなのは感じられなかったが、十二分に良い曲。
49位:シャワールームランデブー/菅原圭
- 菅原さんの程よい歌声と曲調がマッチしたゆったりできる曲
48位:桜月/櫻坂46
- 今年の櫻坂は本当に躍進したなと傍から見ても思ってしまうほどの曲の充実さだったなと。
47位:Fifty’s map ~ おとなの地図/Mr.Children
- やっぱりドラムが生き生きしてるのが良いね。
46位:アドベンチャー/YOASOBI
- 原作を意識しない方が良い曲が書けてるのは気のせい・・・?
45位:声/いきものがかり
- 超王道ポップス。未だにこんな超濃厚ポップをやれるのは稀有な存在である。
44位:いぶき/yama
- シンガーソングライターとしてのyamaも、もっともっと見てみたい。そんな良い曲だった。
43位:またね/ハンブレッダーズ
- 4人だからこそ出来たハンブレらしい落ち着いたアレンジ。
42位:Power of Hug/Superfly
- 滅茶苦茶良いアルバム曲かと思ったら、ドラマタイアップだったと知った時は「だからか」と思ってしまったのは、私の驕りか・・・?
41位:SPECIALZ/King Gnu
- King Gnuの中では比較的バンド感が溢れ、キャッチーなフレーズが飛び交っててかなり好きな曲にはなっていった。
40位:ホワイトノイズ/Official髭男dism
- 急転直下なアレンジがストレートなメロディと合わさった、ストレートな名曲。
39位:Sunshine/藤巻亮太
- 暗闇の中での名曲には負けるかもしれないが、純粋に良いと感じられるメロディーの良さがある。
38位:ターコイズ/SEKAI NO OWARI
- THE・セカオワポップスのかなり良い名曲。・・・お酒のCM?
37位:寝起きヤシの木/ゆこぴ
- 2分にも満たないのに、間奏や休符などを盛り込んだ恐れを知らないJ-POPの革新的な一曲。
36位:花一匁/ずっと真夜中でいいのに。
- 「ずっと真夜中でいいのに。」と始まる、正しくずとまよソング。イントロが兎にも角にもカッコよい。今年の中だったらTOP5には入る。
35位:Sync of summer/山下達郎
- 山下達郎の貫禄あるポップスながらも、そこにわずかながらの涼しさが混じり、一線を画したサマーポップとなっていった。
34位:ダム底の春/日食なつこ feat. Sobs
- 日食なつこのメロがSobsのアレンジに絶妙にマッチしていて最高。サビ後のメロが特に好き。
33位:ラフセカンド/夏川椎菜
- アルバムのリード曲且つ最後の曲に置いてあったのが、比較的印象に残った理由。夏川椎菜のロックポップの到達点の一つ。
32位:BINKAN/家入レオ
- 家入レオはこういったカッコよいロックが一番声に合っているなぁとシミジミ。
31位:コト・モノ・トキ/柿原徹也
- 男性声優をセレクションしたのはこのブログでは初だが、それぐらいにこの王道なポップスが合ってるなと。
30位:オバケのロックバンド/スピッツ
- ここに来てまだ新しいことをやりながらも、爽快なメロディを叩き出せるのが凄まじいと感じてしまう。
29位:地球儀/米津玄師
- 確かに言ってしまえば厳かで動かないメロディではあるが、映画で初めて見た時に涙を流したのがこの順位にしたのが大きい。
28位:こっから/SixTONES
- いやぁ、ドラマが本当に面白かった。だからこそ、何回も聞いたし演奏とかそういった意味合いも込めてこの順位に。
27位:ここでここで/早見沙織
- 今年の早見沙織の中で比較的落ち着いたポップナンバー。アルバムとして比較的好きだったのだが、好みとしてはこの曲に。
26位:The Story Of Us/Kinki Kids
- 恐らくKinki Kidsの中でもトップクラスでメロディアスだったのは、作詞作曲が共作だからなのも関係している・・・かもしれない。
今年は様々な名曲が溢れ、しかもアルバムが多種多様に発売された年だったからか、意欲的な曲にも溢れた一年だったと思う。来年もこのような曲で溢れるといいなと素直に願う。
それでは、25位から11位までカウントダウン!
25位~11位
25位:ブタサンダー/ゆこぴ
- 日記みたいに歌詞の深みが無いと言われがちだけど、一言一言のフレーズに関しては多分どのボカロPよりも詩的表現に満ちていると思う。
- TikTok等での流行りものもたまにはセレクション。こういう流行りものもたまにチェックしてて思ったが、バンドだからとか打ち込みだからとかはもう今は関係ない気がする。
23位:そんなbitterな話/Vaundy
- 私が書いた前の記事で、まあまあな評価をしてたんだけど聞いてく内にメロの爽快感が癖になってきて結構好きな曲に。
22位:夢はさめても/TOMOO
- アレンジがとにかく最高。音楽の質もとても高く、繰り返し聞いても全く飽きない素晴らしい楽曲。
- 「あっけないくらい早い時間も良いんじゃない?」というフレーズが今年の音楽を象徴しているような気がする。ゆったりと聞きながらもメロの良さに浸れる良曲。
20位:Future is Yours/サンボマスター
- この年代が歌うサンボマスターのボーカルがやけに響くようになってきた。この年での再テイクアルバムも欲しいと思った名曲。
19位:インスタント/岡野昭仁
- n-bunaのメロの塊が岡野の声に全部乗っかり物凄い名曲に。アルバムの1曲目に置いたのは凄い納得だけど、MVのインパクトがああぁあああぁああ。。。
18位:spairal/LONGMAN
- LONGMANのはしゃぎ切った音楽性も大変にファンは多いと思うけど、これぐらい落ち着いている方が本当に好きかもしれない。「Replay」を思い出した。
17位:Circle/花澤香菜
16位:eden/ひかりとだいち love SOIL&"PIMP"SESSIONS
- Folder時代がもし続いていたらこういった音楽をやってたんだろうなぁと思わせるぐらいに、2人のハーモニーが響いた名曲。このコンビでもう一曲ぐらいは歌ってほしいなぁ。
15位:息をする心/STU48
- 本当にSTUは曲に恵まれすぎている。それぐらいに今回の曲はかなり良かった。なぜこういった時に周りは頓挫していたりするんだ・・・。
14位:ベーコンエピ/TOMOO
- 何年も前からライブで披露していた曲が今回でようやく音源化。何年も温めたからこそ広がるサビのメロディや室内楽的なアレンジは私のツボそのもの。本当に良いアルバムなんだよな・・・。
13位:あなたと/20th Century
- フジファブリックのメロディの強さはやっぱり健在。サビのワルツになってからの広がり方は本当に感動できる。イノッチの巻き込まれは本当に大変だが、出来ればこのグループの活動は維持してもらえるとありがたい・・・。
12位:自販機の恋/ヒグチアイ
- ヒグチアイといえば、真に迫った女性としての歌詞が印象的だったが、この曲は別の角度から攻めた名曲。サビの温かさとキャッチーさはかなり聞き応えがあり繰り返し聞いていた。
11位:夜明けの君へ/TOMOO
- アルバムではラストナンバーに収録された。恐らく、TOMOOのなかで最もメロディが良い。サビの空間の広がる感じや、それでもぎゅっとコンパクトにしたTomi Yoのアレンジが絶妙にマッチし最高の名曲になっていった。
何だかんだ、自分のメロディの好みみたいなのがやっとこさ、この歳で分かった気がしてきた。まぁ、それにはそれに伴ったアレンジも必須なんだけどね。
ということで、今年私が最も素晴らしいと思った10曲を紹介しようと思う。もしかしたら意外な曲が入っているかもしれないが、そういうもんだと思ってくれ。
それでは。
10位~1位
10位:SOULSOUP/Official髭男dism
映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の主題歌として起用された。Official髭男dismとしては、藤原聡のポリープ手術後の所謂復帰作となっている。
最初聞いた時の歌詞のインパクトはとんでもなかった。
「声すら失うような 絶望味のスープ」。明らかにこれはちょっと前のヒゲダンの事を指していた。ヒゲダンがライブを出来なくなった時期に、ライブの声出しが解禁。絶望的なタイミングとなった嘆きを最初の歌詞にぶつける。その魂胆が全力で爆発していった。
展開も激しく、1番のサビが2つある構成になっており、その後のサビは2つ目のサビのみを使用するというアイデアの出し惜しみのなさ。正しく年末に現れたヒゲダンの本気そのものである。打ち込みもほどほどに抑えながらもそれが良いアクセントとなっているのも非常に印象的。
この楽曲がTVで披露される機会は中々に少ないと思うが、アニメ自体が今は絶頂的な人気を博している為、2023年のヒゲダンを象徴する曲だなぁと年末に感じていた。
9位:強風オールバック/ゆこぴ
ゆこぴPの出世作、歌唱は歌愛ユキ。後に替え歌ではある者の、CMタイアップとして『カップヌードルCM「夏は食っとけシーフード 篇」』や『日清のどん兵衛CM「M-1優勝セール 篇」』として起用された。
当記事では、史上初めての事ではあるのかもしれない。ボカロ楽曲がTOP10に入り込むなんて。でも、この楽曲の魔法に私は否応なく取りつかれた一人である。
歌詞なんて本当にシンプル。今強風なので、外に出たくない。ただそれだけの歌詞である。こんなに日記的な歌詞なのに、一言一言の歌詞のキャッチー性はエゲつない。「風 強すぎて お亡くなり」「地下に 潜りたいな」とどこか詩的なのも非常に憎い。
楽曲もそうなのだが、リコーダーをわざと地味な下手さで吹いたり、間奏や休符を恐れ知らずに入れるのは2分20秒にも満たない楽曲なのに、暴れ技過ぎている。
MVもユニークで、ちょっとしたネットミームも取り入れたりと、一般受けしながらもアングラ的な要素を入れた物凄い楽曲だった。
ポップでキャッチーを体現した最高のボカロ楽曲として、J-POPの歴史に刻み込まれた名曲と言っても過言ではない。
8位:Magic/Mrs. GREEN APPLE
コカ・コーラCoke STUDIOキャンペーンソングに起用された。アルバム『ANTENNA』のリード曲の一つでもある。
ミセスと言えば、ここ最近の活躍は余りにも凄かった。3人体制になっても大森のキャリアがとどまることなく、寧ろハイすら超えた活動っぷりだ。最早今の音楽において全くもって無視するのすら勿体ない存在である。
そんなこの曲は、ケルト民謡的なイントロからグッと引き込まれる活き活きとしたアニマートなナンバー。Aメロ、Bメロと落ち着いた形を見せながらサビの迫力は、本当にグッと引き込まれる。
そして、もう一つミセスの得意な分野なのか、学校のチャイム等で使われるメロディを最高な形で引用しているのも特徴か。だからかサビのメロとキャッチーさの入り混じり方は今回のJ-POPナンバーとしてトップに君臨していると言っても過言ではない。
自由で良い、彩りで溢れた日々や退屈な日々を楽しもうといったスケールの大きいメッセージを「Magic」に収めたのも大分凄い。
今年のミセスを完璧に象徴したナンバーである。
7位:怪獣のサイズ/back number
7枚目の配信シングル。アルバム『ユーモア』後に出されたシングルであり、シングルとしては『fish』以来のノンタイアップとなっている。
今年のback numberは何と言うか、凄まじかったなぁと思うしかない。本当に堅実に流行に捉われることなく、何なら大物みたいな扱いにもなってない絶妙な位置に長年居たおかげか、親しみやすいバンドになってきたなぁという印象が強まってきた。そしてこの曲である。
小林武史プロデュースにより多少派手目ながらも、ストリングスも極端に使うまでもなく、メロディの力で盛り上げていくナンバーは最高だ。
歌詞も本当に清水らしい情けなさすぎる歌詞が本当に面白い。
「気付けばただの面白くない人に 違ったそれはもとからだった」というのが余りにも印象的過ぎて、その後に誤魔化すかのようにハミングで空元気に歌い上げるのも最高だ。
普遍的というものを長年続けたことによる圧倒的な高みと言うのがここにて実現できた楽曲だと思っている。
6位:美しい鰭/スピッツ
劇場版『名探偵コナン』シリーズの26作目『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の主題歌として起用された。
全体的に多幸感溢れたポップナンバーとなっており、そのメロディの多幸感もあってか、スピッツが令和以降どころか2000年代以降の中でも飛び切りのヒットソングになっていった。
流石に声のハスキーさが気になりはしたが、そのハスキーさを上回るほど今回のポップセンスは異常だった。個人的にこのポップさは『さざなみCD』以来の感触だ。歌詞の事は流石草野マサムネワールドだが、歌詞の一部にある「秘密まもってくれてありがとね もう遠慮せんで放っても大丈夫」という語感が滅茶苦茶好き。
ヒットナンバーとして90年代のバンドが出てくること自体かなり異例だったが、何故か清々しい安心感がそこにはあった。ヒット曲としては恐らくだが、『魔法のコトバ』以来のヒット。大ヒットと言う言葉を借りるのであれば『スターゲイザー』以来だろうか。このことにずっと感服しっぱなしな一年だった気がする。
5位:クラシックハイ/ジェニーハイ
3枚目のフルアルバム『ジェニークラシック』収録曲。実質的なタイトルチューンの意味合いも担っている今作である。
正直、今回の衝撃度ランキングで私はトップ中のトップを飾ったと言っても過言ではない。これを聞いた瞬間に、ゲス極で『魅力がすごいよ』を聴いていた感覚に舞い戻ったというべきか。それぐらい衝撃があった。
歌詞はジェニーハイとして、そして川谷絵音としての音楽の所信表明。甘いコードがあったら書き直すし、ビートも強く刻む。影の立役者になるようなことだってする。それをジェニーに置き換えるという発想は並大抵の事じゃないとやれないと思っている。(どうしてもこういう時は音楽そのものに置き換えたくなる傾向はある。)
曲も天晴としか言いようがない。イントロから伝わる強烈なまでのキャッチーさが、全体にまで覆いかぶさるように、緊張を持続させていく。まさしく古典的な音楽を最高潮までに高めた今回のタイトルと完全にマッチしていた。
indigo la Endもそうだったが、今年は川谷絵音の大躍進な年だったと感じた。
4位:私の瞳は黒い色/YUKI
アルバム『パレードが続くなら』の収録楽曲。中盤に位置したバラードナンバーである為か、アルバムの架け橋となったキーとなる曲である。
最初、このアルバムを聞いた時や、周りの評判が物凄かったことを今でも覚えている。「今回のYUKIはガチ」や、「好きな曲がこんなに分かれてるの初めて見た」とか。大抵名曲と呼ばれるものは、固まっていたのだがここまで別れるとなるととんでもないアルバムだなと思うようになってきた。そんな中私が一番好きな曲はこれである。
家族愛を歌ったテーマであり、いつか家族と離れる時が来るけど、その時でもあの時くれた思い出や言葉は、今もこうして大人になっても支えてくれるといったテーマである。
特に「疲れた身体よ まだ動いてくれ 言いきかせるように 揺られる人波」という歌詞に何か巨大な説得力のような塊がある気がしてならなかった。
曲調も曲調で、本当に繊細で美しいメロの塊。デモから何も変わらずレコーディングの調子もこの時が特に最高潮だったのか、私は何故だか『うれしくって抱きあうよ』を思い出してしまっていた。曲調も何だか似ていて、その時は恋人同士のラブだったのか、いつの間にか大人になりファミリーとしてのラブになっていったんだなぁと、確かな感慨深さを感じていた。
アルバムの中に隠れず、もっともっとこの曲でYUKIの存在感を表してほしい名曲だ。
3位:LADY/米津玄師
日本コカ・コーラCM『ジョージア「毎日って、けっこうドラマだ。」』のCMソングとして起用された。また後に本人出演として『ジョージア「毎日って、けっこうドラマだ。夏」』、同じく秋篇・冬編にも起用されている。
米津玄師の今年の活躍は何かとんでもないことになってた気がする。まずFF16の主題歌として『月を見ていた』が起用され、そして宮崎駿監督の作品『君たちはどう生きるか』の主題歌としても起用され、まじで日本のカルチャーとしてのトップに立ったんだなと実感するしかなかった。
そんな大きな果てしない存在になったとしても、このような曲が出せたことは私にとってはとても大きな清涼剤と言えよう。誰もが親しめる米津流のポップソングに仕立て上げながらも軽やかにステップを刻めるちょっと陽気なナンバー。
米津玄師と言えば大ヒット曲『Lemon』でもその独特なアレンジの癖を見せていた。元々ボカロPだったこともあり、彼なりのフックセンスだったのだが今回はそれを見事に全撤廃。『POP SONG』でやりたいことをやりつくしたいう事なのだろう。今回はそれが見事に効いていた。
歌詞も本当に純粋なラブソング。君と純粋に恋をしたいという圧倒的なJ-POPの歌としてこれからも2023年を彩った曲として語りづかれることだろう。
2位:Super Ball/TOMOO
アルバム『TWO MOON』のリード曲。後にFM802等でパワープレイとして10月を担当した。
TOMOOの活躍は本当に素晴らしかったとしか言いようがない。音楽というのは作り込みそのものであると言わんばかりに、多数のミュージシャンの起用を恐れない。
現代の音楽の打込みのレベルは確かに高いのだが、それでも尚生音に起用し続けるクラシックさ。女性ボーカルの中ではアルトなボイスを活かした異端さ。そして、イントロから流れる不思議なアレンジで聞き手を離さない強いメロディーを持ったモダンさ。
その全てを持ってしまったJ-POPのどこが最強じゃないと言えようか。正しく2023年、現代の全てのJ-POPの要素を担った邦楽そのものである。
歌詞も非常にユニーク。真四角のようなキッチリとし、型に納まった生活ではなく、丸いままでも良いから「好き」を貫いていけといった讃歌である。
Cメロの繰り返し唱えるフレーズは眉唾物である。是非とも聞いてほしい、そこからのラスサビは本当に聞くたびに鳥肌が立つ。褒めすぎかもしれないが、これぐらい褒めても良いぐらいには凄かった。
例年だったら、普通にこの曲が1位で良かったのかもしれない。それぐらい圧倒的だった。ただ、それよりももっと凄まじく感動した曲があった。
1位:会いにいこう/UA
CM『会いにいく、が今日を変えていく。』の挿入歌として起用された。また、このメロディは東海道新幹線の車内チャイムにもなっていった。これにより、以前まで使用されたTOKIOの楽曲『AMBITIOUS JAPAN!』は入れ替わることになった。本当にお疲れ様である。
この音楽が来たとき、本当に感動していた。これが私の求めていたJ-POPだったのかもしれない。そして、今ここではっきり言おう。
令和最高傑作のJ-POPであると。
去年と引き続き、また大文字を使ったことは反省しているが、それぐらいにこの曲は感動しっぱなしだった。イントロから華やかな始まりを予感させるホーンやギターのカッティングに、最初から興奮しっぱなしである。
そしてUAのR&Bを活かした歌声が王道のJ-POPに合わせることで、邦楽としての要素である様々なジャンルのミックス性が感じることができ、そこにも感動を覚える。
そんな多幸感溢れたポップスはきっと誰もが好きになる。そう思って聞き続けているときに上記のような感想が出てきた。多分こんな圧倒的な名曲はここから先現れなくてもまぁ仕方ないと思うぐらいに、本当に素晴らしい曲に出会えたと感じた。
歌詞も超絶に明瞭。「会いたい顔が目的地」本当にこの言葉のとおりである。誰もがきっと会いたい人がいて、会いたい場所がある。家族や恋人、友人。何だったら推しでも良い。その会いに行く踏み出す一歩が、あなたの人生を今日も変えてくれるはず。そのような応援歌なのである。
本当に、本当にこの曲が聞けて良かったという思いでいっぱいだった。そして、音楽という趣味、とりわけJ-POPに出会えて良かったと心から思っている。
~まとめ~
如何だっただろうか。
2023年は特に上位5曲が圧倒的過ぎたといえばただそれだけの事である。ただ、間違いなく以前よりかは聞く曲の量は確かに減ってきたなぁと思う事は確かかもしれない。
正直今回は素直にTOP25にしても大丈夫かなと思ってはいた(10月ぐらいまでは)。けど、それを皮切りに好きな楽曲や改めて聞き返してく内に好きになって言った楽曲など、聞くたびに発見があった自分にも確実に何かが変化したとわかる一年だった。
そして『会いにいこう』は本当にこの記事で2018年のベストソングを書いて以来5年間の中で特に褒めちぎりまくった1曲だったのかもしれない。それぐらいに2023年の楽曲や、アルバムはクォリティが高かったように思える。
音楽業界では目覚ましい活躍を遂げていった人が、徐々に徐々にこの世を去っていき、語弊が産まれる言い方を敢えてすると、「転換期」でもある1年だった気がする。
今年はどんな一年になるのだろうか。一応今年はオリンピックの年でもあるので、応援歌などが一際目立つ年になるのだろうか。将又、AIが凄まじい進化を遂げ、遂にAI楽曲がヒットするなんてこともあり得るのだろうか。
そんな期待に胸を高鳴らせ、今回の記事は終わりにしたいと思う。
また、この記事を公開して1週間後ぐらいには2023年のベストアルバムも発表したいと思っている。そちらも見ていただけると幸いだ。
では、良い一年をお過ごしください。また、別の記事で・・・。