初めて遊んだポケモンは?
私は『ポケットモンスター クリスタル』である。子供の頃の記憶なので、あまりにも朧げだが、確か最初の相棒はチコリータだったはず・・・。
そして、遊び続けちょっと飽き始めてきた頃に『ポケモンLEGENDS アルセウス』という全く新しいポケモンが出てきた。それにもうドンハマり。この約2週間はアルセウスに夢中で図鑑埋めを終わらせたところだ。
今回はそんな『LEGENDSアルセウス』までのポケモンシリーズの中で、超有名曲から私的に好きな曲まで約10曲語っていこうと思う。音楽的には語れることは少ないが、それも思い出と共に語っていこうと思う。それでは早速見ていこう。
・勝利は目の前!/ポケットモンスター ブラック・ホワイト
ジムリーダー戦の終盤、ジムリーダーがラスト1匹のポケモンを出す瞬間に流れる限定曲。ポケットモンスターのメインテーマのアレンジでもある。
初めてこの曲を耳にした瞬間を今でも覚えている。あの高揚感は本当に忘れられなかった。もうすぐで勝てるあの瞬間と、絶対に勝ってやるという意志が本当に感じた曲でもあった。
初めてだった。ポケモンの戦闘曲でこんなに好きになったのは。強いてあげるとするならばエメラルドのフロンティアプレーンと後二曲(これは後に紹介する)だったが、これは本当に群を抜いて好きになった曲だ。
ただ一つだけ。
エモンガとかたきうちは許さん。
・ファーストバトル/ポケモンコロシアム
お次の戦闘曲は、イントロからストリングスとギターに酔いしれる曲から。
当時私はこの「ダークポケモン」シリーズに大夢中だった。どれくらい夢中だったかと言われたら、ポケモンコロシアムもXDも楽しすぎて本編の「ダイヤモンド・パール・プラチナ」を無視するほどまでに。
いやぁそりゃあもう大変に夢中で、オーレコロシアムまで舐め回していた。あまりの鬼畜さに全クリはしていないが、今でもそれは思い出に残っている。
その最初の戦闘BGMは否応にも覚えている。XDでもこの戦闘曲が聴けた時の高揚感たるや。忘れることはあるまい。それほどまでに、この曲に酔いしれていた。「ダークポケモン」シリーズはこのギターソロのメロディーが兎に角格好良いので、それさえわかってもらえれば私は大満足だ。
・26番道路/ポケットモンスター 金・銀
「きみは いま!
カントーちほう への
だいいっぽを ふみだした!」
最強の名言であるモブの発言から流れるポケモン金銀の終盤に流れる道路。いや、こんな格好良い道路は聞いたことがない。道路に流れるBGMとしてこんなに高揚感が高まるのはない。
実際に、カントー地方に入り地図を開くとカントー地方が出てきた時のここまでやるのかという期待は想像以上だった。私が初めてやったクリスタルもこのBGMを聴き、リアルに画面から距離を離したぐらいにはびっくりした。
リメイクのHGSSも相当なほどにアレンジされ、その高揚感を損なってなかったのも本当に高評価であった。
チップチューンだからといって今でも失われていないものがある。それがこの26番道路であることは言うまでもない。
・カイナシティ/ポケットモンスター ルビー・サファイア
お次もまた、テンションダイマックスになるBGMから。有名所しか紹介してなくてすまないとは思うが、まだあるので紹介させてくれ。
学校の鐘の予鈴のようなメロディーで始まるこの曲は、多分ポケモンの町BGMの中でも特に異色だ。だって、こんな豪華絢爛なBGMは中々に似合わないからである。後にもヒウンシティなどの都会の町ではこのような豪華なBGMが鳴っているが、港町でこの豪華なBGMは中々に聞いたことがない。
実際にこの町BGMとしては珍しく歌詞が付けられた公式の音楽として聴ける。サントラでしか聴けないが、これも一聴の価値ありだ。
・通常対戦/ポケモンカードGB
お次は聴けば聞くほどハマるスルメ曲から。ポケモンカードは正直リアルでもそんな持ってないし何ならこのゲームもそこまでやりこんでいなかった。続編が一番完成度が高いのは分かってはいるが、中々手を出せずにいる。
簡単にいうと、カードゲームはすこぶる苦手なのだ。デッキ編成とかそういうのがあんまり得意じゃないというか。まぁその他のカードゲームに比べれば幾分分かりやすいようになっているため、このゲームをやる時、そこだけは安心しながらやってたが。
そんな時に、ポケモンカードに慣れようと初めて聞いたこのBGM。初めはただ楽しいBGMだったりと聞き流す程度ではあった。
しかし、今の何となく様々なゲームが理解できるようになってからは話が面白いように分かっていった。伝説の曲と謳われている『クラブマスター戦』なんかもそうだが、ゲームボーイとしてはあまりにも破格のBGM。
そして、今回選出したのはこの曲である。ベース音もメロディーも兎に角凄いが、注目はノイズ音であるパーカッション。リズムの刻み方が何というかポップミュージックとは違うリズムの刻み方?と言えば良いのだろうか。楽しげなBGMでもこのリズムで、戦いを演出しているというのは流石の一言である。
・戦闘!ジムリーダー/ポケットモンスター ソード・シールド
お次は、今の戦闘曲の中で最も人気の高いこの曲。
正直、最初聞いた時は本当に度肝を抜いた。明確なメロディーというメロディーはなくクラブミュージック的なトラックだからだ。
このジムリーダー戦が今までと違い舞台がサッカー場のようなスタジアムであること、観客が大勢で見守っているということから、このようなスポーツ系のミュージックが取り入れたと考えられる。
やはり、このBGM最大の特色は観客のコールであろう。最終の一匹になるとジムリーダーが最後のポケモンをダイマックスするそのさまはまさに、本当のバトルにふさわしい。ド迫力なそのバトルと一緒にやっていると、さながらスポーツをやっているかのよう。このBGMは本当に痺れた。
今まで私はポケモンは育てる楽しさとストーリーの楽しさがあればいいと思っていた私にとって、ここまで戦闘の楽しさを伝えたBGMは最後に紹介する曲以外、これしか思いつかない。
・すてられぶね/ポケットモンスター ルビー・サファイヤ
ルビー・サファイヤ・エメラルドは今思うととんでもない異質なゲームだったなと思わされることばかりだ。
シリーズごとに味方の団と敵の団が違ったり、街のBGMが異質だったり。そして何よりこの曲だ。
何というか、本当に忘れられてしまったんだろうなと言われても仕方がない程の廃墟。この感じは本当に不気味であって、そして思い出にとても残っている。ループも短いが展開がドラマチックに彩られており、廃墟感とそして探索欲が強く出させている素晴らしいBGMだ。
すてられぶね以外にもこの曲が聴けるのは配信アイテムで使用された曲以外でここでしか聞けない。すてられぶねも行く必要がないものではある。しかし、一度行ってしまえばこの空気感に圧倒せざるを得ない。そのような曲である。
・群青の海岸/ポケモンLEGENDS アルセウス
最新作のBGMからも一つ紹介しよう。私が今回のフィールドBGMで本当に好きになった曲の一つである。
海を冒険できるこのフィールドはまさしくそのBGMがポケモンそのもの。ギターやベースがまんまポケモン。これに本当に驚いた。
アルセウスはまさしくブレスオブザワイルドを継承した自由度が高いポケモンというべきシリーズ。当然使われている音も環境音や戦闘BGMぐらいは激しいものがあると思っていた。そこにこれである。
広いBGMにまさしく正真正銘のストレートで投げるポケモンらしいBGMは新しいオープンワールド系ゲームに新風を拭き回したことだと思う。実際にこのBGMを聞いた時は鳥肌が立ったし、このBGMを聴くたびに「はい!いい曲〜」と言ったぐらいには本当に良い曲。
音使いがポケモンらしいというのも非常に高評価だった。
・シャドー幹部戦/ポケモンXD 闇の旋風ダークルギア
次に紹介するのは、ポケモンで明確に好きだなと思えた曲から。
前述もしたがダークポケモンシリーズにハマってしまった私だが、この曲が原因とも言っていい。本当に熱い戦いなのだ。
ストリングスのしなやかなメロディーラインは私たちの闘志を煮えたぎらせる。最終ステージになると、この幹部戦が連続で流れるため、大苦戦を強いられながらも「たまらねえな!」と言った記憶は確かにある。このBGMが好きだったからこそ、本当に難しかったこのゲームもクリアできた記憶があるし、やり込めた。
私のポケモンの戦闘曲好きはこっから始まったと言っても過言ではない。ただ、ダークポケモンシリーズがここで終わったと考えるとやはり寂しいものでもある。
ポケモンスナップの復活やポケモンLEGENDSなど新しいポケモンなど意欲を見せている今、ダークポケモンシリーズも復活して欲しいというのは私の深く願う思いだ。
・戦闘!チャンピオンアイリス!/ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2
最後に私がポケモンの中で群を抜いてトップクラスに好きな曲を。
続編としても異端だが、ドットのポケモンとして最終作である今作。その前までが圧倒的に重いストーリーであったこと。その全てにありがとうと言った決別をつけたBGMとしても優秀なのは言うまでもない。
私が初めて目に涙を浮かべたポケモンと言っても良い。先手にサザンドラを出すとかいう絶望戦法なんかを含めてもこのBGMは本当に圧巻だった。ラストのチャンピオン戦でこんなに明るさ8割、怪しさ2割を醸し出したBGMは多分、RPGのラスボス戦でもないだろう。
ポケモンを心から楽しんだ人に送る最終決戦の場として本当に嬉しかった。一回ここで区切りがついた作品としても、確かに特別なものだ。
【まとめ】
まだまだ紹介したいポケモンの名曲はあるし、やはり「ポケモンダンジョン」シリーズは絶対に語りたかった。
しかし、それを紹介したブログを一度見た後でやるのもなぁと思ったのも事実だ。
次回はどんなシリーズを語ろうかと思ったが、まだマリオの名曲やゼルダの名曲も語り切れてはいないため、暫くはそれを続けようと思う。
ポケモンLEGENDS アルセウスをやったお陰でまたポケモンにもハマった。そういう意味でも、ポケモンに少し飽きてしまった人やポケモンをもう一度触ってみようかなという人におすすめである。
という販促をしたところで、今回の記事は異常とする。
では、また別の記事で・・・。