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音楽のレビューや、ゲームの感想など・・・

2022年Myベストソング50【去年聴いた中でね】

 

大決算の中の大決算!

まずは明けましておめでとうございます!

何か忙しかったり暇だったりとブログ投稿がまちまちになってしまったのは申し訳ないと思っている。けれど、色々と簡素レビューをやったのを纏めたりして、自分はまだまだアーティストを開拓してないなぁと思ったりもした。

そんな中今年もたくさんの曲を聴いた。特に今回はアニメが強かった年だと思える。『鬼滅の刃』や『SPY×FAMILY』『ONE PIECE FILM RED』『チェンソーマン』は特にピックアップが多い時期だった。『リコリス・リコイル』『ぼっち・ざ・ろっく』はそんな中でもかなりの名作アニメとして世のオタクたちにも刺さっただろう。

それでは目次をつけてまずは50位から26位まで簡易的なコメントをつけて見ていこうと思う。早速見ていこう!カウントダウン!

 

 

50位~26位

50位:惑う糸/菅田将暉

  • Vaundy特有のサビが爆発した一作。「僕らはこうして」と『おもかげ』に寄せてるとこも憎い。
惑う糸

惑う糸

  • 菅田 将暉
  • J-Pop
  • ¥255
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49位:喜劇/星野源

  • 彼の打ち込みポップスはドンドンとレベルが高い所に行っている。打ち込みと生音を組み合わせたら、とんでもないことになりそうとは結構思っている。
喜劇

喜劇

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48位:シュガーロス/和ぬか

  • 結構展開が激しい曲だが、かなりポップス全開。かなり現代的な曲だなぁと感じる。
シュガーロス

シュガーロス

  • 和ぬか
  • J-Pop
  • ¥255
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47位:celeste feat. 春野/菅原圭

  • 菅原の贅沢な声が春野と組み合わせることで、こんなにも情緒溢れる一曲となっている。いやぁ・・・良い曲だ。。。
celeste feat. 春野

celeste feat. 春野

  • 菅原圭
  • J-Pop
  • ¥255
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46位:This Kiss/ビッケブランカ

  • 我はサブスク時代を率いる者。というものを捨てた時から、圧倒的にメロディーの品質が最高潮までに達している。今後も楽しみだ。
This Kiss

This Kiss

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45位:陽はまた昇るから/緑黄色社会

  • 緑黄色社会の王道と、不思議な韻律が特徴的な一曲。楽譜にすると結構奇怪だから見ると面白い。
陽はまた昇るから

陽はまた昇るから

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44位:Venus Line/広瀬香美

  • こういった新曲をベスト盤介さずに作れているというのは、大分安定している証拠だろう。タイミングだけが問題だが・・・。
Venus Line

Venus Line

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43位:心音/Omoinotake

  • かなり幸せなサビが心地よい一曲。EPは定期的に出してくれているのは嬉しいが、ドカンとフルアルバム出してほしいなぁとは感じる。
心音

心音

  • Omoinotake
  • J-Pop
  • ¥255
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42位:火々/ヒグチアイ

  • 「終わらない青春は幻」という言葉がかなり響いて、この順位に落ち着いた。この人の歌声にはやはり説得力がある。
火々

火々

  • ヒグチアイ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

41位:AOZORA/THE HAJIMALZ

  • FM802の期間限定ソング。ここのコラボソングはかなり贅沢なため、この贅沢さを堪能してるだけでありがたい。
AOZORA (YZ ver.)

AOZORA (YZ ver.)

  • ゆず
  • J-Pop
  • ¥255
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40位:Anarchy/Official髭男dism

  • 確かに『Pretender』や『Laughter』などと比べるとメロディーのインパクトは弱いが、中毒性は随一だ。結構繰り返し聞いてた気がする。
Anarchy

Anarchy

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39位:KICK BACK/米津玄師

  • 色んな戦略が嚙み合いに噛み合った強烈な作品。「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」のイメージが先行しつつも、ちゃんと曲調が負けてないのも米津玄師の底地柄を感じる。
KICK BACK

KICK BACK

  • 米津玄師
  • J-Pop
  • ¥255
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38位:花は誰のもの?/STU48

  • STUって周りが頓挫しているだけで、曲はかなりの当たりが多い印象。だからこその差を感じてしまい惜しいなと感じてしまう。
花は誰のもの?

花は誰のもの?

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37位:風のゆくえ/ウタ starring Ado

  • ONE PIECE FILM RED』の中では一番好きな歌。Adoの歌声が本当に海原に届いてる感じがした名曲。
風のゆくえ

風のゆくえ

  • Ado
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

36位:FREEDOM/Ado

  • オールドロックンロールスタイルな曲調がAdoの歌声にバチバチにマッチしている。アルバム曲の中だったらかなり好きな部類。
FREEDOM

FREEDOM

  • Ado
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

35位:残響散歌/Aimer

  • 全ての人が言ってそうだが、最後の「残響」の為に作られたような曲。Aimerの歌声がより世間に届いた一曲。
残響散歌

残響散歌

  • Aimer
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

34位:雨燦々/King Gnu

  • King Gnuの中でもかなり壮大な音楽を描いている。それでもポップだからかなり聞きやすかったなぁ。アルバムはまだか・・・。
雨燦々

雨燦々

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33位:ライフ・イズ・ビューティフォー/ReoNa

  • ReoNaの歌声でこんな軽やかなポップミュージックを一回でも聞きたかった!それだけでも大満足だった。
ライフ・イズ・ビューティフォー

ライフ・イズ・ビューティフォー

  • ReoNa
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

32位:New World/sumika

  • sumikaのロックバンド精神が大爆発した一作。ダークロックの領域にギリギリ入っていない絶妙なラインが何ともツボである。
New World

New World

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31位:damn/藤井風

  • アルバム曲でも評判が良かったか、後にMVカットもされた。イントロのカッコよさNo.1。
damn

damn

  • 藤井 風
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

30位:ミラーチューン/ずっと真夜中で良いのに。

  • キラキラとした情景が思い浮かべる名曲。イントロから流れる「ミラーチューン」が特に印象的。
ミラーチューン

ミラーチューン

  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ロック
  • ¥255
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29位:五月雨よ/櫻坂46

  • イントロの山崎が歌う「五月雨よ」がやっぱり、千秋の歌声にしか聞こえなかったなぁ。櫻坂の中でも特に綺麗な曲。こういう路線を是非とも続けてほしいが、レアケだとは思う。
五月雨よ

五月雨よ

  • 櫻坂46
  • J-Pop
  • ¥255
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28位:時代遅れのRock'n Roll Band/桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎

  • かなり豪華なコラボで、尚且つそれが名曲。ただ、MVで5人がギターを弾いてるのであれば、ちゃんとギター演奏は参加して欲しかったなぁと言うところが非常に惜しすぎる。

 

 

27位:愛してるって言ってみな/森山直太朗

  • 打ち込みやらアップテンポでポップな曲調と森山直太朗がやらなかった節が全開の一曲。けれどとっても爽快で一発で気に入った。今後もこういう路線でやっても結構面白そう。
愛してるって言ってみな

愛してるって言ってみな

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26位:POP SONG/米津玄師

  • MVの奇怪さと妖艶な感じが合わさり、とんでもない曲調になった。けれども、メロディーの繊細さは全く損なってない。そこが素晴らしい。
POP SONG

POP SONG

  • 米津玄師
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

新しいことに挑戦したり、王道を突き進んだりと音楽においては様々な変革あった年だったと思える。来年がどうなるかも期待だ。

それでは、25位から11位までカウントダウン!

 

25位~11位

25位:up!!!!!!/スキマスイッチ

  • ギターのカッティングが心地よい一曲。CMなどで度々見かけて、凄い記憶に残った。あのCMは今後も注目されそうだ。
up!!!!!!

up!!!!!!

youtu.be

 

 

24位:キャラクター/緑黄色社会

  • 「誰だってneed you」と繰り返しのキャッチーさは相変わらずの無敵さを誇っている。そして何分メロディーが良い。まだまだリョクシャカを楽しめる年になったことは間違いない。
キャラクター

キャラクター

youtu.be

 

 

23位:チャイニーズブルー/meiyo

  • 今年のネットソングはかなりmeiyoの年だっと思われる。meiyoの独特なキャッチー溢れた曲調がかなりTikTokで合っていたのだろう。だけど一番好きな曲はこれ。王道はとことん突き詰めてほしい。
チャイニーズブルー

チャイニーズブルー

  • meiyo
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

youtu.be

 

 

22位:LOVE'S ON FIRE/山下達郎

  • イントロのインパクトの強さを全く損なわないサビの強さは流石としか言いようがない。アルバムの実質のOP曲だからこそダンサブルなナンバーは中毒性も相まってハマってしまった。
LOVE'S ON FIRE

LOVE'S ON FIRE

youtu.be

 

 

21位:凸凹/吉岡聖恵

  • いきものがかりを意識した長屋晴子節全開。ソロで活動してる方がかなり生き生きしている感じがしている。何かその感じでアルバム発売したら嬉しいなと思う。
凸凹

凸凹

  • 吉岡 聖恵
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

youtu.be

 

 

20位:左右盲/ヨルシカ

  • アレンジは大人しめだが、その分凄くメロディーに引き込まれた。サビの淡々としたバンドサウンドもツボ。流石としか言いようがない。
左右盲

左右盲

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

youtu.be

 

 

19位:ミックスナッツ/Official髭男dism

  • しっちゃかめっちゃかなアレンジだけど、それはメロディーがしっかりしてるからこそ出来た荒業。今年の髭男はアレンジがしっちゃかめっちゃかだったなぁ。『Choral A』みたいな王道もどんどんやって欲しい所。
ミックスナッツ

ミックスナッツ

youtu.be

 

 

18位:夏枯れ/ずっと真夜中でいいのに。

  • ずとまよの中ではだいぶ大人しめな曲調だが、自身のメロディセンスを信頼して貫いたサビの爽快さは素晴らしい。夏の終わりに聞く曲がまた一つ増えたことに喜びを感じた。
夏枯れ

夏枯れ

  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

youtu.be

 

 

17位:消えてしまいそうです/ずっと真夜中でいいのに。

  • こちらはずとまよらしさ溢れたサビのキャッチーさが最強の一曲。去年からACAねのソングライティングがもう天井知らずに上がっている。しかも、まだまだ上があるのが本当に末恐ろしい。
消えてしまいそうです

消えてしまいそうです

  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

youtu.be

 

 

16位:エクレール/ジェニーハイ

  • ジェニーハイの活動も本当に大事にしてるんだろうなと分かるキレッキレなポップナンバー。3つをメインで掛け持ちバンドすることは中々に多忙ではあるが、どちらも頑張ってほしい所。けど、今はジェニーハイの方に軍配は上がるかなぁ。。。
エクレール

エクレール

  • ジェニーハイ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

youtu.be

 

 

15位:まつり/藤井風

  • イントロの笛の音が、私たちを和の世界へと引き連れてくれる。祭りの軽やかさと熱さを兼ね備えた、正に「まつり」と呼べる素晴らしきナンバー。紅白で披露しなかったことは勿体無いが、この曲はいつまでも鮮度は落ちないだろう。
まつり

まつり

  • 藤井 風
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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14位:蛮殻ミックスモダン/すりみ連合

  • まさかのゲーム曲。スプラトゥーンのフェス中に流れる曲だが、祭りの本来の楽しさ、険しさ、神々しさを全て兼ね備えているとんでもない曲。
    初めて聞いた時に、感動して涙が出てしまったことを今でも覚えている。だからこそこの順位にまで引き上げた。

youtu.be

 

 

13位:grace/藤井風

  • 本当の自分を見つける、マッキー流に言うとライフソング。藤井風の魅力でもあるリラックスとした曲調が程よく出たナンバーでもある。けど、あまりにもリラックスしすぎて崇高な所まで行ってしまわないかと思うのは・・・杞憂ではあるか。
grace

grace

  • 藤井 風
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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12位:風色Letter/水瀬いのり

  • 今作のアルバムの中で特に気に入った名曲。作曲者が誰かと思えば、あの新田目翔の弟の駿であった。新田目兄弟に完敗した一曲。ちょっとだけ新田目兄弟の作曲したものを追ってみても十分にありと思った本当に素晴らしい曲だった。
風色Letter

風色Letter

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11位:走馬灯/Vaundy

  • とんでもない曲に出会ってしまったと思えた一曲。インパクトあるサビのフレーズというのを利用するVaundyらしさが全力で出たロッカナンバーにかなり心打たれた。
    今年はこの曲がTOP10に入るだろうと思っていたが、様々な曲を繰り返し聞き検討して、この順位に落ち着いてしまった。けど、ここからの順位はどれが1位でもおかしくないと思っている。
走馬灯

走馬灯

  • Vaundy
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

youtu.be

 

 

TOP25以降の曲は、これからも繰り返し聞きたい曲ばかりであった。頻りに王道と言っていた気がするが、別にヘンテコな曲も全く悪くはないし、寧ろそっちの方が好きな場合だって勿論ある。これはまとめでもまた話すことにしよう。

それでは、2022年の私的名曲TOP10を発表していこう。本当に迷いに迷って選定中は一時期この曲群しか聞かなかったことさえあった。では、早速見ていこう。

 

10位~1位

10位:ブラザービート/Snow Man

映画『おそ松さん』の主題歌に起用された。映画ではSnow Man自身が主演となっている。おそ松さん自身が6人なのでSnow Manに合わせて3人プラスした何とも奇怪な構成となっている。

映画を実際に見に行って、最初は何だこれと思いながら見ていたが、意外に「おそ松さん」らしい展開に笑ってしまった。そして何よりSnow Manの面白さにやられてしまった。おそ松さんSnow Manのファン向けに作った映画だなとは思いつつも、主題歌がやけに耳に残ったので聞いてみた。

ジャニーズらしい王道ポップスの芯はあるが、アニメファンにも沿うようにファンク系列なギターのフレーズが所狭しと並んだファンクナンバー

イントロの「Na, Na, Na, ...」とキャッチーなメロディーが飛び交い、Aメロからラップスタイル。サビでは全てファルセットを用いており、メロディーも中々にぶっ飛んでいる。けれど、アレンジが秀逸でそれが最強のキャッチーさにつながった。正直これ以外のアレンジだったら、すっ転んでたように思える。正に奇跡の曲だ。
特にアレンジとして印象的なのは所々のカズーのフレーズだ。あの「テレレレッテレー」フレーズが挟まることで、より気軽に聞けるようになったと感じる。

ジャニーズとしてはキンプリの『シンデレラガール』以降そこまで大当たりな印象を受けなかったが、これは大当たりだ。久しぶりにジャニーズアイドルにハマれると確信した1曲であることは間違いない。

youtu.be

 

 

 

9位:恋だろ/wacci

恋だろ

恋だろ

  • wacci
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

TVドラマ『やんごとなき一族』の挿入歌に起用された。配信された数か月後に「THE FIRST TAKE」にてドラマで主演の松下洸平と共演をした。

wacciらしい素直でストレートなラブソング。得意のバラードで攻めてはいるが、本当にいつもとは何か確実に違っていた。

特にサビのフレーズ。言う事は何もない、最強なキャッチーフレーズである。本当にストレートでちょっとシャイになってしまうが、それすらも凌駕していた。ここまで清々しいラブソングを久しぶりに聞いて本当に感動していた。そのサビを聴いてからもう2番以降からもう無敵。どんなフレーズも名曲に聞こえてしまう、そんな魔法にかけられていた。

「ただ、君が好き」というシンプルなフレーズ。そこにwacciのメロディーが被さってとんでもない名曲に生まれ変わっていった。

アレンジとしても実に面白く、間奏ではテンポが若干早くなっている。多分、恋というものを焦燥感に見立てたのだろう。だからこそ飽きずに聞けると感じた。

王道のバラードソングとして本当に完璧なものを聴いたと感じた。

youtu.be

 

 

 

8位:YOUNG TOWN/PEOPLE 1

YOUNG TOWN

YOUNG TOWN

  • PEOPLE 1
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

TVドラマ『カナカナ』の主題歌に起用された。MVではPEOPLE 1が初めて全面に出たMVとなっている。

PEOPLE 1は去年から凄く注目していたバンドでもあった。『スラップスティック・ガール』や『魔法』やらと驚異的な中毒性とポップ性を秘めたソングライティングが凄く刺さったのだ。そんな中出された一曲。

最強の圧倒的ポップセンスが炸裂したナンバー。イントロから流れるストリングスとキャッチーなフレーズが高揚感を湧き立たせる。そこからずっとずっとポップなフレーズが飛び出している。

「鳴り止まないぜシューゲイザー」「待ちに待っていたスーパースター」とUKロックのジャンルの一つ、顔を見せずにやるロックンロールスタイルは正に今までのPEOPLE 1だ。そしてサビはもう踊りたくなること間違いなし。サビのフレーズにある「マイセルフ」が良い味を出している。

褒め過ぎかもしれないが、まぁこれぐらい褒めてもいいだろう。それぐらいに素晴らしいナンバーだった。個人的にお気に入りのフレーズは「オッケー、ギター!」

youtu.be

 

 

 

7位:相合学舎/HO-KA-GO CLIMAX GIRLS×noctchill

相合学舎

相合学舎

  • 放課後クライマックスガールズ×ノクチル
  • アニメ
  • ¥255
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ゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』のユニットメンバーでもある放課後クライマックスガールズとノクチルが組んだスペシャルユニットとして出されたシングルの第2弾。

アイドルマスターの楽曲はキャッチーさと王道を兼ね備えた正にアイドルらしいナンバーが数多くあったが、中々に手を出せずにいた。そんな中、配信も増え今年になっていよいよサブスクも開始したという事もあり、ゲーム中にずっと気になってたこれを聞いてみた。

正に衝撃そのもの。2000年代のHIP-HOPスタイルを継承しており、それをアイドルソング昇華させるという常人では思い浮かばない発想。しかもそのHIP-HOPスタイルは正にアングラそのもの。2番に入ったらHIP-HOPによくある打込みラッパが所狭しと入ってくる。

しかし、そのアングラ感もサビになると一気に開放的になる。地下から地上へと一気に駆け上がるその様は聞いていて非常に気持ちが良い。

歌詞も非常にユニークでちょっとヤンチャな学生生活が描かれているところがまた憎い。こういうアイドルソングって片思い系だったり、友情大切系だったりと清楚方面に偏っていたが、ヤンチャだからこそ予鈴過ぎても喋ったり、食べ歩きにコンビニと描けるのだ。

ちょっと只者じゃない曲が生まれたと正に実感した曲だ。今後もシャニマスの楽曲に目が離せなくなってしまった。

youtu.be

 

 

 

6位:明日きっと/つじあやの

つじあやの | 明日きっと -TV ver.- | スピードスターレコーズ

明日きっと

明日きっと

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アニメ『舞子さんちのまかないさん』のOPテーマに起用された。シングルとしては2年ぶり、これに合わせて制作されたアルバムは実に約10年ぶりの新作となっている。

最初聞いた時は驚いた。つじあやのと言えばここ数年はCMソングや楽曲提供の人となっていたからである。まぁそっちの方がリラックス出来てると感じていたし、私も気長に待っていたからである。この2年の間でやはり、出来ることをやろうとしたのか。本当にありがたいと思っている。

そして、内容は純度100%つじあやのらしい王道のポップスソング。ちゃんとつじあやののモチーフでもあるウクレレも存在感があり好印象。本間昭光の管弦編曲にもしっかり負けてない。

サビにかけてまでのワクワク感と、サビの高揚感は眉唾物。思わず『風になる』の頃に聞いていたあの時と同じ感覚になっていた。

タイムスリップしたけれど、そこには新しさが兼ね備えられている。本当に新曲ありがとうと心から思えた名曲中の名曲だ。つじあやのの中でもトップに入るベストソングだった。

youtu.be

 

 

 

5位:風船讃歌/サニーデイ・サービス

風船讃歌/サニーデイ・サービス 収録アルバム『DOKI DOKI』 試聴・音楽ダウンロード 【mysound】

風船讃歌

風船讃歌

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アルバム『DOKI DOKI』のリード曲として制作された。サニーデイ・サービスとしては2年ぶりのアルバムとなる。

サニーデイ・サービス自身は復活した時から非常に丁寧に聞いていた。しかし、いまいちこれだ!とハマる曲はなく、結局復活以前の全盛期と呼ばれる曲にハマってしまっていた。そんな中2020年のアルバム『いいね!』はかなり好きで、これからのサニーデイ・サービスが楽しみと感じていた。

そしてこの曲である。イントロなしで始まる「あなたのそばに行き 歌を歌ってあげたいな」というフレーズはインパクト抜群。一瞬で飛んでいく様を風船に准えて讃えるという歌。このバンド特有の優しさ日本語ロックの激しさが出た正に名曲と呼べる。

しかもこのバンドのリーダーでもある曽我部はどんどんと若くなっているような気がする。『セツナ』では貫禄たっぷりだった名曲から一転して若々しくビートやテンポ、高揚感と何から何まで若返っていった。そこにも驚きである。しかし、決して深みが消えたというわけでもない。寧ろ確かな深化が存在している。それでも尚若返る

何よりリードトラックにも負けてないアルバムの良曲揃いにも中々衝撃的である。復帰以降ドンドンと生き急ぐように作っている。しかし、この歌詞のように「ゆらりゆらり」とどこまでも飛べるように、作って欲しいと願っている。そんな大名曲だった。

 

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4位:人生に乾杯を! (Merry Christmas To You Version)/佐藤竹善

Amazon | radio JAOR ~Cornerstones 8~ (通常盤)(特典:なし) | 佐藤竹善 | J-POP | ミュージック

人生に乾杯を!

人生に乾杯を!

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SING LIKE TALKINGのボーカルでもある「佐藤竹善」のカバーアルバムの一曲。その中でのこの曲は後にMVが制作された。

正直初めての事ではあるが、是非ともこのカバー曲を紹介したかった。元々は2004年にメジャーデビューしたコーヒーカラーのシングル曲。当時は全く無名だったこの曲が徐々に広まって2009年にはUSENの演歌デイリーリクエストチャート部門において1位を獲得した。

正に人生賛歌と呼ぶべき乾杯ソング。別にお酒を飲もうという歌ではない。時には親しき友と長年ため込んできた戸惑いや葛藤を飲み干して、分かち合い、今この時に酔ってみようという歌である。コーラやコーヒー、カルピスでもよいのだ。そういう歌である。

そんなカバー曲だが、圧倒的な仕上がりを見せていた。正直に言おう。私はこのバージョンが一番好きである。勿論コーヒーカラーの素朴さが歌詞にマッチするのは分かる。ただ、この曲の展開やアレンジ、そして佐藤竹善の声に完全にやられてしまった。聞いた時には、もう本当に感動していた。

この時期に少ーしだけ辛いことと嬉しいことが重なって複雑な思いをしていた時にこの歌がやってきたのだ。そんなん救われるに決まっている。

ちゃんと原曲の良さも理解はして、この曲を私の4位にさせてもらった。それではTOP3の紹介だ。

 

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3位:袖のキルト/ずっと真夜中でいいのに。

袖のキルト - song and lyrics by ZUTOMAYO | Spotify

袖のキルト

袖のキルト

  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

映画『HOMESTAY』の主題歌に起用された。ミニアルバム『伸び仕草懲りて暇乞い』のリード曲として制作された。

『あいつら全員同窓会』以降、ずとまよは留まるところを知らない。まさに天元突破で楽曲のレベルを更新していった。そんな中の曲である。
最初は只々ずとまよらしい良曲で飽きずに聞けるなと思っていた。しかし、何回か聞いてく内に、とんでもない曲だと本当に思うようになった。

イントロから静かに始まり、Bメロでは少しずつビートが上がっていく。ドンドンとサビへの高揚感を繋げていく。そしてサビのフレーズ。このフレーズの肝はそのリズムだろう。3連符後半にかけての言葉詰めなど、王道のサビとしてはかなり異例なことを全てやり尽くしている。

そして「君は靡く 僕は願う」このフレーズがかなり罪深い。君が僕のものになればいいのにと願っている。けれど、そんなことは出来ないし、袖触れ合うだけで精一杯。結局そんなことを歌えるのは僕が着ている袖のキルトだけという歌だと解釈している。

欲深いけど、そんなことが出来ずにいるちょっと現代的な歌だし、なにより当たり前だが本当にメロディーが最上級過ぎた。

そんな破壊力ある一曲だが、正に前述したとおり、まだまだ上が見える。本当にACAねのメロディーセンスの最高峰がまだ見えないのが末恐ろしい。それでもこんな名曲をかけるのだ。来年も楽しみになったし、今年は特にずとまよが私の中でムーブメントだった。

youtu.be

 

 

 

2位:恋風邪にのせて/Vaundy

DIGITAL SINGLE恋風邪にのせて
恋風邪にのせて

恋風邪にのせて

  • Vaundy
  • ロック
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ABEMA『彼とオオカミちゃんには騙されない』の主題歌に起用された。

今年はまさしくVaundyの年だったと言えるのではないだろうか。Vaundy自身は10曲以上のシングル曲を制作。その中には勿論楽曲提供も出し続けているそのハイペースさに思わず笑ってしまう。そんな中に出された一曲である。

イントロから思わず唸ってしまう、Vaundyの最強な王道のポップソング。ハイペースで作っているが、実に綿密に作り込まれたナンバー。イントロのフレーズがアウトロまでずっと鳴り続けているというのも非常に特徴的だ。

「くだらない愛で」とサビで爆発するように歌いながらも、イントロのフレーズが鳴り響く。日々を繰り返しながらも私たちは恋に飢えている。それを恋風邪」と呼ぶ発想は中々にエグイ。それでもこの病に侵されながらも、死ぬまで笑いあって生きていこうという歌詞だ。

結構王道なポップスからは想像もつかない強烈な歌詞。中毒性も高い。本当に繰り返し聞いていた。これこそJ-POPであると言わんばかりなキャッチーさは本当に素晴らしい。Vaundyの中で一つ高みに到達したと考えても良い名曲が生まれたと考えている。そこから別の高みに上ろうとする様は見ていて末恐ろしい。

そんな中、私が今年最も素晴らしいと感じた歌がある。様々な曲を聴いてく内にこれを1位にしないとと思った歌である。

youtu.be

 
 
 

1位:√-1/日食なつこ

日食なつこ √-1 歌詞 - 歌ネット

√-1

√-1

  • 日食なつこ
  • J-Pop
  • ¥255
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アルバム『ミメーシス』のリード曲として制作された。読み方は「ルートマイナスイチ」である。

昨年から日食なつこの活動は本当に素晴らしかった。私が昨年の私的ベストアルバム1位に挙げた『アンチ・フリーズ』も日食なつこの作品である。そして1年も経たずに新しいアルバムが出された。先行シングル曲も満足する出来で、そんな中でのリード曲だった。

一言言おう。

 

「滅ッ茶、カッコよい・・・!」

 

余りのカッコよい曲に一聴きで堕ちてしまった。まず曲調の展開は変則的。転調すると思ったら転調しない。メジャーからマイナーへとすぐに移り変わっていく。けれどそれでいて、全体で見たら最強のJ-POPになっていた。この曲を名曲と言わなかったら何と言おうか。それぐらいである。

そしてタイトルも素晴らしい。「√-1」と虚数と言った存在しない数の事である。その虚数は「i」で表している。最初タイトルだけで見た時は「存在しない愛の歌」だと思っていた。しかし違かった。

これは「見つからない答えを探す歌」であった。存在しないものをバカにせずに、それを「i」や「虚数」と置いて決めつけるのではなく、その答えを探し続けようとする歌である。しかし、探したとて答えが出るわけではない。だって「i」とは数学者が勝手に決めつけたものだからである。

だからこそ答えのない答えを探し続けて、私が必要な答えを見つけ出そう。そういう歌である。自分の中でそういう解釈をした時に、初めてこの曲は1位にしなければと思った。そういった歌だった。

youtu.be

 

 

【まとめ】

今年の1位はカッコよさにやられた年だった。

というか何だかんだ2018年から4年間もベスト50の曲を選出できているのは割と凄い事なのではないか?と思っている自分がいる。いや、まぁ先駆者とかはかれこれ10年以上やってる人もいるし、私なんかはまだペーペーだ。ブログ更新も不定期だし、思い立ったが吉日の精神でしか動いていないノロマ人間だと自分でも思っている。

勿論、このブログが投稿し終わったら次にベストアルバムも決めなければならない。案外一年で一番忙しい時期は12月から1月なのかもしれない。

多分ブログを書くことに少し飽きが来てしまっても、この記事だけは絶対に投稿するという誓いだけは立てて置こう。どんなに曲を聴かなくなって、ベスト25とか将又ベスト3ぐらいになったとしても投稿はしていきたいと思っている。

 

それでは、そんな2023年の所信表明をしたところで、今回の記事は終わっていこうと思う。とんでもない長文で大変読みづらかったと思うがそれは申し訳ない。

では、ベストアルバム25でお会いしましょう。また、別の記事で。