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オススメのベストアルバムって結局ナンジャラホイ

結局聴きやすさ

私のTLでベスト盤の丁度良さについて語っているのを目にしたことがあった。その時に、皆んな千差万別理想のベストアルバムの曲数、枚数、順番を語っていた。

 

それを全部まとめてみれば実は結論はシンプルなもので、

結局普通のアルバムと同じく聞きやすいかどうかということだ。

 

枚数はこれぐらいの方が丁度良いだったり、曲順はこんな感じ、曲数はこれぐらいがベストといろいろな人が意見を飛ばしたが、結局そういうことである。

まぁそういう結論を言ってブログを締めてもいいが、それでは幾ら何でも味がなさすぎる。

そこで今回は、私が今まで聞いたベストアルバムの中でこれはオススメだというものをいくつかピックアップして紹介しようと思う。

主観は入っているがまぁそういうことと思ってぜひ見て欲しい。それでは早速紹介していこうと思う。

 

 

・SINGLES+1/DEEN

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DEEN5周年を記念した初のベストアルバム。計14枚のシングルを順番に掲載し、最後に新曲がくる構成となっている。

正直DEENのベスト盤の中で1番好きなのはどれかと聞かれたらこれと答える。まずはなんと言っても初心者に入りやすいということがある。

1stシングルからミリオンヒットを記録した名曲「このまま君だけを奪い去りたい」という奇跡ともいうような最初の曲順で始まりこのベスト盤にしか入っていない新曲「銀色の夢~All over the world~」とこれまた名曲で締めるという本当にリリース順で収録されたのかと思うほどきれいな流れとなっている。

正直言えば、DEENらしさというのが出るのはこれ以降のシングル、アルバムなのだがヒット曲がガンガン収録されている作品でこれをお勧めするほかない。

しかし、DEENのベストに入っている新曲は大抵名曲だ。これが一番困るから、何かのタイミングでベストの新曲のみで収録されているアルバムというのをやってほしいというのはある。

 

 

大吟醸/中島みゆき

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シングル集を除き実質現存しているアルバムの中で初めてのベストアルバム。いやもう収録曲を乗せるが圧巻である。

  1. 空と君のあいだに
  2. 悪女
  3. あした
  4. 最後の女神
  5. 浅い眠り
  6. ルージュ
  7. 誕生
  8. 時代
  9. わかれうた
  10. ひとり上手
  11. 慟哭
  12. 狼になりたい
  13. 旅人のうた
  14. ファイト!

この当時のベストの最大公約数のその中での公約数を取ったベストとしてこれ以上ない。これが発売されたのが1996年なのだが、それ以前も勿論当たり前のように有名曲がゴロゴロ転がっている。最早ジャンル「中島みゆき」というのがピッタリなものだが、20年間で23枚発売したのに収録曲が14曲・・・

バケモノだ。。。。

 

 

・Golden Best 15th Anniversary/ZARD

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坂井泉水生前最後のアルバムで、ベストアルバム。これは親が持っていた為単純に感慨深い作品だということで入れた。

それを抜きにしても本当にオールタイムなアルバムだった。Disc-1、Disc-2と区切り時系列ごとになっているが、やはりDisc-1はZARD全盛期だったためシングルが隙間なく配置されている。けど、Disc-2も飛び飛びではあるが名曲は多い。

ZARDというアーティストはこれを聴いてあらためて思ったことがある。ZARD音ゲーで言うタイミング「GOOD」を続けてそれが心地いいようなアーティストだということに。

単純な名曲で言えばDisc-1だが、Disc-2の後半の曲は実験的な時期から解放されたり王道に戻っていたグチャグチャな時期だったのでそこがまた面白かったりする。そういう曲は全部カットされているがそういうのを抜きにしても、「良い曲」を抽出しまくったアーティストだったということはまず間違いないだろう。

 

 

・OPUS ALL TIME BEST 1975-2012/山下達郎

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山下達郎のレーベルを越えたオールタイムなベストアルバム。

シュガー・ベイブ時代のアルバムから「Ray of Hope」までのアルバムから名曲を集めたと相まってその内容は圧巻。

Disc-1,2,3とそれぞれ味があるが、やはり初期のDisc-1は圧巻だ。演奏がもう異常にすごい。「WINDY LADY」「BOMBER」「SPARKLE」と1発で聴いただけでも笑っちゃうぐらいの圧巻な凄腕のサポートミュージシャンによる演奏が兎に角すごく古臭さを全くと言っていいほど感じない。

Disc-2は「クリスマス・イブ」「アトムの子」が収録されているディスクとあってヒット曲が溢れているかと思いきや、実は内省的な曲が多く溢れていて一回聴いただけでは分からないコクのあるものとなっている。

Disc-3は年のせいもあるが後半はバラードが非常に多くなっている。だが、どれも名曲で本当にコクのあるディスク。似たり寄ったりだよねと言われれば全くもってその通りで反論できないが名曲には変わりないから難しいところ。この頃ありえんばかりに多用されたストリングスがこの時期になって山下達郎までも使っていたことに驚きだが、それでもうまい使い方はしてると個人的には思う。

ヒット曲満載で、これ一枚で山下達郎の全てが分かると言っても過言ではないが、どうかその次にオリジナルアルバムに進むか「RARITIES」という裏ベストに進めばもっと山下達郎の魅力に迫れること間違いなしだ。

 

 

・SMILING~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA~/槇原敬之

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槇原敬之最初のベストアルバム。英語シングルを除いた「どうしようもない僕に(中略)」までのシングル+アルバム3曲を入れたベストヒットなアルバム。

この記事でも紹介したが槇原初心者でもすっと簡単に入れるアルバムは正直これしかないんじゃないかと言っても過言ではないぐらいオススメなアルバム。

karonsenpai0912.hatenablog.com

 

シングルもそうだが、やっぱりアルバム3曲が全部圧巻。「遠く遠く」は言わずもがな。「僕の彼女はウェイトレス」何かは圧倒的多幸感で無敵な主人公が兎に角微笑ましいポップな一曲で、「MILK」も本当に素晴らしいバラードソングで名言が溢れる私自身の中でも大切な一曲ということも相まって収録されていることは嬉しい。

アルバムの流れも大変すばらしいので、一先ずは槇原敬之という人はどういう人なのかを知りたい場合はこれだけを聴けばバッチリだろう。

 

 

 

まとめ

今回も雑記的な記事なので5枚程度紹介したが、勿論キンモクセイMr.Childrenポルノグラフィティなどオススメなベストアルバムは様々ある。

しかし、ここで紹介した5枚のベストアルバムは私が本当にオススメしたいアルバムだ。どれもヒットしたアルバムだから、中古屋にも置かれやすい。

是非聞いてアーティストの魅力をわかってほしいと切に願う。

 

もう一度言うが、結局のところ皆んなが求めているベスト盤とは「聞きやすさ」であると考える。ということを言って今回のブログは締めさせていただく。

 

では、また別の記事で・・・