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初心者に勧めたい槇原敬之のアルバムの聴く順番

奇を衒わずに

とある友人にこんなことを言われた。

Mr.Children全部聞いて満足したから、槇原敬之のオススメのアルバム教えて」と。

友人は音楽は大変に好んでおり様々な種類の音楽を聴いているが、これと言ってがっつりハマったアーティストは未だにコブクロZARDの2つのアーティストだと言っている。

とりあえず、槇原敬之のアルバムを聴いてくれる意思があるだけで私は嬉しい。

そこで、槇原敬之の選りすぐりの名盤の中から、この順番に聴けば槇原敬之にハマるだろうアルバムの順番を奇を衒わずにやってみた。

もちろん生粋のファンだったらこのアルバムの方が・・・と思う人もいるだろうが、ここは初心者にお勧めのアルバムだ。

真正面にド直球なアルバムを勧めていこう。

 

 

・一番に聴くなら100%これ!
「"SMILING"~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA~」

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最初に勧めるなら絶対にこれしかない。 槇原敬之のあれやこれやを一気に聴けるのにこれほど最適なアルバムは無い。

最初のベスト盤にして、槇原敬之のアルバムの中で最大級の売り上げを放った。

「どんなときも。」「もう恋なんてしない」と言った槇原を代表する曲に加え、「遠く遠く」といったシングルをも超えるアルバム曲3曲が入っているのも大きな特徴。

また、アルバムの流れも大変に素晴らしい。

「No.1」から多幸感あふれるラブソングで始まりを意識し、「遠く遠く」でキッチリラストを締める。

一先ずは槇原敬之という人はどういう人なのかを知りたい場合はこれだけを聴けばバッチリだろう。

 

 

・初期の名盤という名に相応しい温かさが詰まったアルバム
「君は僕の宝物」

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次に聞くべきは初期の名盤として今でもないその古さを感じさせないアルバム。

全体として圧倒的な温かさが特徴的なアルバム。

ミディアムテンポでの心地よさで最初から飽きずにノンストップで聴ける。

もちろんシングルのヒット曲も素晴らしいが、注目はやはりアルバム曲にあるだろう。タイトルチューンにもなっている「君は僕の宝物」は聞けば聞くほど徐々にその良さが分かっていく聞けば聞くほどに魅力が分かる一作。

「三人」もこの頃の槇原の私生活を切り取った描写がとても印象的。
取り上げられることも多いアルバムなので聞いたことがないという人は取り敢えず好き嫌いは置いといて聞いても損はないだろう。

 

 

・シングル張りの名曲揃い。頂点だという人も多いアルバム
「UNDERWEAR」

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第1次ワーナー期に所属時の最後のアルバム。槇原はこれ以上ラブソングを求められた状況や、その時引退を考えていたこともあり最高傑作のアルバムを!という気概で制作していた。

それが直ぐにでも分かるのが最初のナンバー「男はつらいっすねぇ」だ。

タイトルからも異質だが、歌詞もメロディーもぶっ飛んでいるぐらいのロックなサウンドが鳴り響く。

どうしようもない僕に天使が降りてきた」などの圧倒的な盛り上げナンバーやアルバム曲の「PENGUIN」も槇原の本気を見せているが、やっぱり注目すべきは後半の4曲だ。

もはや隙のない圧倒的な名曲。「LOVE LETTER」のような片思いの到達点のような曲や「まだ見ぬ君へ」のもう一つの片思いの到達点。
また当時としては珍しいライフソングを奏でている「PAIN」も私自身かなりお気に入りの曲。

間違いなくJ-POPが好きだというならこのアルバムは買うべきである。

ロックやR&B、バラードなどの様々な要素を取り入れた名盤だ。

聴けば間違いなく気に入る曲が見つかるだろう。

 

 

・アルバム曲の神髄が見える初期キャリアの決定版!
「PHARMACY」

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 5枚目のアルバムにして初期の槇原の集大成を見せつけたアルバム。

ここから槇原は喉のポリープ摘出手術のためにツアー後に長期の休暇に入る。

様々な紆余曲折あったアルバムだが内容は圧巻。

シングルとして発売された「2つの願い」「SPY」とあるがその2曲を軽く超える名曲揃い。むしろシングルの方が異質かもしれない。

序盤2曲の「HOME WORK」「DARLING」は特にこの時期の槇原の神髄が窺えるぐらいにかなり王道のラブソングともいえる。

特に素晴らしいと感じたのはバラード曲だ。「花水木」「今年の冬」「東京DAYS」と素晴らしい名曲が入っている。

バラードの名曲とはどういうものなのか?それを提示するのに私はこれか「SMILINGⅡ」を差し出す。

 

 

・勇気をもらえるベスト盤。2000年代後半の名曲揃い!
「Best LIFE」

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槇原の20周年を記念して制作されたライフソングのベスト盤。これと同日に「Best LOVE」も発売された。

一番の特徴が著名な楽曲などがリアレンジされているところだ。最初に聴く「世界に一つだけの花」で如実に表れるが最初にロボボイスが入っているのが特徴的だ。

既に知っている曲という前提で「どんなときも。」なんかはリミックス状態になっている。

このころ槇原が言われてた「説教じみている」や「過剰な押しつけ」というものがほとんどこのアルバムにはなく、さらにライフソングのベスト盤は今の所今作にしかない。

わりかし素直に勇気をもらえる曲が多く最近の槇原のベストな曲を知りたいならばこれを勧めたい。

「GREEN DAYS」「太陽」「僕が一番欲しかったもの」など名曲も数多く入っているこのアルバムは本当にオススメだ。

 

 

【まとめ】

如何だっただろうか。

もちろん、私はもっと色々様々な作品を勧めたいし、私が思う大名盤の2つを紹介していない。

そこは名残惜しいのだが、初心者に勧めるとしたならばこの5つだろうと思う。

5つの作品のうち3つ以上は気に入ったのならば後はどの作品に入ってもすんなり受け入れられることが出来るだろう。

でも、とりあえずは「SMILING」を聴き槇原敬之という自分を知れば私は幸いだ。

今回はここで終わろうと思う。

最後にオマケだが私の好きなオリジナルアルバムをランキング順にして一番のお気に入りの曲をあげて終わりにしようと思う。

 

アルバム:「一番お気に入りの曲」

  1. Cicada:「pool」
  2. Such a Lovely Place:「Such a Lovely Place」
  3. PHARMACY:「東京DAYS」
  4. UNDERWEAR:「まだ見ぬ君へ」
  5. 君は僕の宝物:「君は僕の宝物」
  6. Lovable People:「Life goes on~like nonstop music~」
  7. SELF PORTRAIT:「MILK」
  8. Personal Soundtracks:「僕の今いる夜は」
  9. EXPLORER:「優しい歌が歌えない」
  10. Believer:「不器用な青春時代」
  11. Home Sweet Home:「Home Sweet Home」
  12. 君が笑うとき君の胸が痛まないように:「80km/hの気持ち」
  13. 太陽:「太陽」
  14. Heart to Heart:「風は名前を名乗らずに」
  15. 不安の中に手を突っ込んで:「冬のコインランドリー」
  16. 本日ハ晴天ナリ:「Wow」
  17. Dawn Over the Clover Field:「四つ葉のクローバー」
  18. THE DIGITAL COWBOY:「I'm Not Gonna Fall In Love」
  19. 悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。:「GREEN DAYS」
  20. 君は誰と幸せなあくびをしますか。:「どんなときも。」
  21. LIFE IN DOWNTOWN:「尼崎の夜空を見上げて」

 

 ・・・オマケの方が楽しくなったのはナイショの話だ。