多数のアーティストの軽いレビュー
今回も引き続き、いくつかのアーティストをピックアップして超絶簡素にレビューしたいと思う。
単曲と総合評価で分け、評価(C,B,A,S)とし、場合により(+,−)を付ける場合があるのでご了承願いたい。
それでは早速やっていこうと思う。
また、カテゴリーに簡素レビューがあるため、他のが気になる方はそちらへ...
aiko
彼女
- シャッター (B+)
- 気付かれないように (B)
- キラキラ (S+)
- キスする前に (A)
- 深海冷蔵庫 (B+)
- 17の月 (B)
- その目に映して (A)
- ひとりよがり(B+)
- あられ (B)
- スター (A)
- 恋ひ明かす (A)
- 雲は白リンゴは赤 (B+)
- ある日のひまわり (B)
- 瞳 (S)
【総評】(S)
【コメント】
後追いだったのでまさか「瞳」がアルバム曲だとは思わなかったぐらいにクォリティは高い。全体的にポップで「キラキラ」を中心としたキラキラしたアルバム。「夏服」に次いで好きなアルバム。
秘密
- You & Me both (A+)
- 二人 (S)
- 学校 (B+)
- キョウモハレ (B)
- 横顔 (B)
- 秘密 (B)
- ハルとアキ (B)
- 星電話 (B+)
- 恋道 (B)
- 星のない世界 (A)
- シアワセ (A)
- ウミウサギ (B)
- 約束 (B)
【総評】(B)
【コメント】
前作からの圧倒的地味さが覗き込んでしまった作品。冒頭の2曲の勢いは段違いでそっからいきなりの急転直下。そっからのバラードばかりならまだ別にいいのだが、そのバラード1曲1曲があまりにも長すぎる。そこが本当に惜しい点だった。
BABY
- beat (A)
- 鏡 (A)
- milk (B+)
- KissHug (A+)
- 夏が帰る (B+)
- リズム (B)
- 嘆きのキス (B)
- より道 (B)
- 指先 (A)
- Yellow (B)
- 戻れない明日 (B+)
- あの子の夢 (A+)
- ヒカリ (A)
- トンネル (B+)
【総評】(A)
【コメント】
前作の地味さから解放されたのか勢いがあってかなり良い。「彼女」よりかは地味な作品だがアルバム曲もいい曲がありストレートに良いアルバム。
時のシルエット
- Aka (S)
- くちびる (A)
- 白い道 (A)
- ずっと (B+)
- 向かい合わせ (B+)
- 冷たい嘘 (B)
- 運命 (A)
- 恋のスーパーボール (A+)
- クラスメイト (B+)
- 雨は止む (B)
- ドレミ (B)
- ホーム (A)
- 自転車 (B+)
【総評】(A+)
【コメント】
だれる様な地味バラード曲が一切なく、全体としてポップな雰囲気が漂う近年のaikoをそのまま指す形となった。後「恋のスーパーボール」はサビ前の「夏の匂い〜♪」が最も印象的だった。
泡のような愛だった
- 明日の歌 (A)
- 染まる夢 (B+)
- Loveletter (A+)
- あなたを連れて (B)
- 距離 (B+)
- サイダー (B+)
- 4月の夢 (B)
- 遊園地 (A)
- 透明ドロップ (B)
- 君の隣 (A)
- 大切な人 (B+)
- キスの息 (A)
- 卒業式 (B)
【総評】(A)
【コメント】
前作に続いて軽やかなポップスが続く作品。この後から新たにアレンジャーを変更したりするので、メインアレンジャー島田による共作もこれにて一旦完結したということもトピックの一つだろうか。
スピッツ
スピッツ
- ニノウデの世界 (A)
- 海とピンク (A+)
- ビー玉 (B+)
- 五千光年の夢 (B)
- 月に帰る (B+)
- テレビ (A)
- タンポポ (B+)
- 死神の岬へ (A)
- トンビ飛べなかった (B)
- 夏の魔物 (A)
- うめぼし (B)
- ヒバリのこころ (S)
【総評】(A)
【コメント】
当時からスピッツは何も変わらない。声と歌詞の意味わからない要素がそのままだった。でもまぁメロディーもメジャーになってから訴求するものはあったと思うしメジャーデビューらしいメジャーデビュー作品。
名前をつけてやる
- ウサギのバイク (A)
- 日曜日 (A)
- 名前をつけてやる (A)
- 鈴虫を飼う (B+)
- ミーコとギター (B+)
- プール (A+)
- 胸に咲いた黄色い花 (A+)
- 待ちあわせ (B)
- あわ (B)
- 恋のうた (B+)
- 魔女旅に出る (A+)
【総評】(A)
【コメント】
初期の名盤と呼ばれる作品。最初の勢いある曲でそのまま押し通し、そして「魔女旅に出る」で贅沢なストリングスを使って締めるという構成。近年のスピッツは全くストリングスを使ってないため初期のスタンスを受け継いだかと思ったら、こうだったので意外だった。
惑星のかけら
- 惑星のかけら (A+)
- ハニーハニー (S)
- 僕の天使マリ (B+)
- オーバードライブ (B)
- アパート (A)
- シュラフ (B)
- 白い炎 (A)
- 波のり (B+)
- 日なたの窓に憧れて (A)
- ローサンダー、空へ (A)
- リコシェ号 (省略)
【総評】(A+)
【コメント】
初期の分厚いロックサウンドアルバムといえばこのアルバム。多分初期4作の中なら結構好きな作h...パンポンパンポンパンパポンパンポンパンポンパンポンパンパポンパンポンパンポンパンポンパンパポンパンポン....
CRISPY!
- クリスピー (B+)
- 夏が終わる (A)
- 裸のままで (B+)
- 君が思い出になる前に (B)
- ドルフィン・ラヴ (B+)
- 夢じゃない (S)
- 君だけを (B)
- タイムトラベラー (B+)
- 多摩川 (B)
- 黒い翼 (B+)
【総評】(A)
【コメント】
初期にしてアレンジが過剰な作品がここにきて早くも誕生した。けれどもミスチルのイミテーションでも語ったことはあるが、その後とんでもない名盤を生み出したり名曲を生み出したりするのでこれはこれでありな作品。というか異常なまでのポップさはライト層なら気に入る人も絶対多い。
スーベニア
- 春の歌 (S)
- ありふれた人生 (A)
- 甘ったれクリーチャー (B+)
- 優しくなりたいな (B)
- ナンプラー日和 (A+)
- 正夢 (B)
- ほのほ (A)
- ワタリ (B+)
- 恋のはじまり (A)
- 自転車 (B)
- テイタム・オニール (B)
- 会いに行くよ (B)
- みそか (B)
【総評】(B+)
【コメント】
アレンジが極端なわけではないが派手な印象は強い。ストリングスの多用や所々に出ている異なるアレンジが印象的でメロディー的に残ったのは「春の歌」と「ナンプラー日和」ぐらいだったなぁ。ちょっとだけ退屈なアルバムだった。
米津玄師
diorama
- 街 (S)
- ゴーゴー幽霊船 (S+)
- 駄菓子屋商売 (A)
- caribou (B+)
- あめふり婦人 (A)
- ディスコバルーン (A)
- vivi (S)
- トイパトリオット (B+)
- 恋と病熱 (B)
- Black Sheep (B)
- 乾涸びたバスひとつ (B+)
- 首なし閑古鳥 (A)
- 心像放映 (A+)
- 抄本 (B)
【総評】(A+)
【コメント】
ハチの時代から活かされてきた破壊力をデビューから存分に投げつけてきた本作。デビュー曲の「ゴーゴー幽霊船」から圧倒的な勢いで突き進めていく。個人的にこれはボカロで歌えばみたいな曲もあったのでそこだけはちょっと残念だが後は大満足。
YANKEE
- リビングデッド・ユース (A+)
- MAD HEAD LOVE (A)
- WOODEN DOLL (S+)
- アイネクライネ (A)
- メランコリーキッチン (B+)
- サンタマリア - ALBUM VER. (B)
- 花に嵐 (A)
- 海と山椒魚 (B)
- しとど晴天大迷惑 (S)
- 眼福 (B)
- ホラ吹き猫野郎 (A+)
- TOXIC BOY (A)
- 百鬼夜行 (A)
- KARMA CITY (B+)
- ドーナツホール - COVER (A)
【総評】(S)
【コメント】
完全に米津玄師とハチを区別出来たと思えた快心の一作。個人的にWOODEN DOLLが気に入っておりそこら辺を何度もリピートしているが、後半のらしさもかなり磨きがかかっており好印象。というかここらへんの米津バラードは結構地味だったんだなと改めて感じた。
Bremen
- アンビリーバーズ (A)
- フローライト (A)
- 再上映 (B+)
- Flowerwall (S)
- あたしはゆうれい (A+)
- ウィルオウィスプ (B)
- Undercover (B)
- Neon Sign (A)
- メトロノーム (A)
- 雨の街路に夜光蟲 (B+)
- シンデレラグレイ (B+)
- ミラージュソング (B)
- ホープランド (A)
- Blue Jasmine (B+)
【総評】(B+)
【コメント】
米津玄師がそろそろ外向けに売れ出さないとという危機感を抱いて作った作品。簡単にいうとバラードソングを丁寧に作り始めた印象が強い。その結果聞きやすい作品になったかと思えば非常にのっぺりとした作品になってそこがちょっと残念。
BOOTLEG
- 飛燕 (A)
- LOSER (A)
- ピースサイン (B+)
- 砂の惑星 (+初音ミク) (A+)
- orion (B+)
- かいじゅうのマーチ (B+)
- Moonlight (B)
- 春雷 (S)
- fogbound (+池田エライザ) (B+)
- ナンバーナイン (S+)
- 爱丽丝 (B)
- Nighthawks (B)
- 打上花火 (A)
- 灰色と青 (+菅田将暉) (A+)
【総評】(A)
【コメント】
圧倒的大ヒットの前触れとその意気込みが伝わる作品となっている意外にポップな作品。個人的にシングルでは片A面だけど地味目な扱いを受けている「ナンバーナイン」が好みだがアルバムの充実度は結構ある。
STRAY SHEEP
- カムパネルラ (S)
- Flamingo (S+)
- 感電 (S+)
- PLACEBO + 野田洋次郎 (A)
- パプリカ (A)
- 馬と鹿 (A+)
- 優しい人 (B)
- Lemon (S+)
- まちがいさがし (B+)
- ひまわり (A+)
- 迷える羊 (A)
- Décolleté (B+)
- TEENAGE RIOT (A)
- 海の幽霊 (A)
- カナリヤ (B+)
【総評】(S+)
【コメント】
大衆向けの米津らしさと2020年のあの時期になって自宅に篭りっぱなしになったこともあり昔らしい曲を出したアンサンブルな内容となっている。
それぞれ個々に名曲があり、聞き応えが圧倒的。2020年文句なしのヒットアルバムでかつ名盤とはこのこと。
-まとめ-
今回はaikoが4枚で紹介すると1枚余ってしまうので5枚ずつ紹介することにした。米津玄師も5枚なので非常に丁度良かった。
スピッツの初期は非常に躍動感があるなぁというイメージが強かったが改めて聞いてみると意外にスピッツらしいんだなと改めてこの簡素レビューをした意味があったなと思った。
次回はスペシャルとしてユーミンの80年代と90年代の残り全てのアルバムと今年欅坂から櫻坂に改名した欅坂46のベスト盤を簡素レビューしたいと思う。
ということで今回の記事はここまで、ではまた別の記事で・・・。