完全版
ということで、aikoの全アルバムを超絶簡素にレビューした全てのアルバムをここに載せたいと思う。
単曲と総合評価で分け、評価(C,B,A,S)とし、場合により(+,−)を付ける場合があるのでご了承願いたい。
それでは早速やっていこうと思う。
また、カテゴリーに簡素レビューがあるため、他のが気になる方はそちらへ...
小さな丸い好日
- オレンジな満月 (A)
- ジェット (B+)
- 私生活 (A)
- 歌姫 (B)
- 赤い靴 (B)
- イジワルな天使よ 世界を笑え! (A+)
- 恋堕ちる時 (B+)
- 夏にマフラー (A+)
- ボブ (B)
- ナキ・ムシ (S)
- あした (B)
【総評】(A)
【コメント】
1枚目からaikoだと分かる「節」が炸裂する本作。だけどやっぱりメジャーデビュー作となった『あした』はあまりにも異色すぎるな・・・。今出したらどういう感じで受け止められるんだろうなというのはちょっと気になったりする。
桜の木の下
- 愛の病 (A)
- 花火 (S)
- 桜の時 (S)
- お薬 (A)
- 二人の形 (B)
- 桃色 (A)
- 悪口 (B)
- 傷跡 (B+)
- Power of Love (A+)
- カブトムシ (S+)
恋愛ジャンキー (B+)
【総評】(S)
【コメント】
初期の勢い溢れる作品。ヒット曲が豊富に詰まっておりたまに聞きたくなる。『花火』のようなポップだけでなく、女性シンガーとして圧倒的最強のロックアルバムだ。最高傑作と言ったらやっぱりこれだろう。
夏服
- 飛行機 (A)
- be master of life (S+)
- ロージー (A)
- 密かなさよならの仕方 (B)
- 終わらない日々 (B)
- 心日和 (S)
- September (B)
- 雨踏むオーバーオール (A)
- アスパラ (A)
- ボーイフレンド (S)
- 初恋 (A+)
夏服 (B)
【総評】(S)
【コメント】
好きな曲はこのアルバムが多い。『カブトムシ』よりも先に知った『ボーイフレンド』などもあるし、個人的には好きなアルバム。様々なアレンジで聴きやすいもあるというのもある。
秋 そばにいるよ
- マント (A)
- 赤いランプ (A+)
- 海の終わり (A)
- 陽と陰 (B+)
- 鳩になりたい (B)
- おやすみなさい (B+)
- 今度までには (B)
- クローゼット (A)
- あなたと握手 (S)
- 相合傘 - 汗かきMix (B+)
- それだけ (B)
- 木星 (B)
- 心に乙女 (B)
【総評】(A)
【コメント】
非常に安定したaiko節とバンドが炸裂した一作。シングルだと『あなたと握手』しか好みがなかったが今までのアルバムが好きだったら普通に好みなアルバム。
暁のラブレター
- 熱 (A)
- 彼の落書き (A+)
- アンドロメダ (S+)
- ふれていたい (B)
- 夢のダンス (B+)
- 蝶々結び (S)
- ライン (B+)
- 帽子と水着と水平線 (B+)
- すべての夜 (B)
- えりあし (A)
- 白い服黒い服 (A)
- 風招き (B+)
- 天の川 (B)
【総評】(A+)
【コメント】
シングルがとにかく最高。アルバムも申し分なく流れも良いが、冒頭3曲の流れが強すぎて他のアルバム曲が劣ってしまうというのが懸念点か。前作よりかは好感触な作品。
夢の中のまっすぐな道
- 青い光 (B+)
- 恋人同士 (B)
- エナジー (A)
- 明日はいつも通りに (B+)
- かばん (B+)
- 恋の涙 (B+)
- ビードロの夜 (A)
- 愛のしぐさ (B)
- ずっと近くに (B+)
- Smooch! (A)
- 花風 (A)
- 三国駅 (A+)
- 星物語 (B+)
【総評】(B+)
【コメント】
一気に落ち着いてしまった作品。勿論アップテンポな曲もあるが、前後の作品に比べるとそこまで・・・。落ち着きたい時には聴きたい作品。
後『三国駅』をシングルコレクションで聞いたときは何も感じなかったのに今になってすごい染みた。地味とは思うけどこの地味さがすごい染みた・・・。
彼女
- シャッター (B+)
- 気付かれないように (B)
- キラキラ (S+)
- キスする前に (A)
- 深海冷蔵庫 (B+)
- 17の月 (B)
- その目に映して (A)
- ひとりよがり(B+)
- あられ (B)
- スター (A)
- 恋ひ明かす (A)
- 雲は白リンゴは赤 (B)
- ある日のひまわり (B)
- 瞳 (S)
【総評】(S)
【コメント】
後追いだったのでまさか『瞳』がアルバム曲だとは思わなかったぐらいにクォリティは高い。全体的にポップで『キラキラ』を中心としたキラキラしたアルバム。『夏服』に次いで好きなアルバム。
秘密
- You & Me both (A+)
- 二人 (S)
- 学校 (B+)
- キョウモハレ (B)
- 横顔 (B)
- 秘密 (B)
- ハルとアキ (B)
- 星電話 (B+)
- 恋道 (B)
- 星のない世界 (A)
- シアワセ (A)
- ウミウサギ (B)
- 約束 (B)
【総評】(B)
【コメント】
前作からの圧倒的地味さが覗き込んでしまった作品。冒頭の2曲の勢いは段違いでそっからいきなりの急転直下。そっからのバラードばかりならまだ別にいいのだが、そのバラード1曲1曲があまりにも長すぎる。そこが本当に惜しい点だった。
BABY
- beat (A)
- 鏡 (A)
- milk (B+)
- KissHug (A+)
- 夏が帰る (B+)
- リズム (B)
- 嘆きのキス (B)
- より道 (B)
- 指先 (A)
- Yellow (B)
- 戻れない明日 (B+)
- あの子の夢 (A+)
- ヒカリ (A)
- トンネル (B+)
【総評】(A)
【コメント】
前作の地味さから解放されたのか勢いがあってかなり良い。『彼女』よりかは地味な作品だがアルバム曲もいい曲がありストレートに良いアルバム。
時のシルエット
- Aka (S)
- くちびる (A)
- 白い道 (A)
- ずっと (B+)
- 向かい合わせ (B+)
- 冷たい嘘 (B)
- 運命 (A)
- 恋のスーパーボール (A+)
- クラスメイト (B+)
- 雨は止む (B)
- ドレミ (B)
- ホーム (A)
- 自転車 (B+)
【総評】(A+)
【コメント】
だれる様な地味バラード曲が一切なく、全体としてポップな雰囲気が漂う近年のaikoをそのまま指す形となった。後『恋のスーパーボール』はサビ前の「夏の匂い〜♪」が最も印象的だった。
泡のような愛だった
- 明日の歌 (A)
- 染まる夢 (B+)
- Loveletter (A+)
- あなたを連れて (B)
- 距離 (B+)
- サイダー (B+)
- 4月の夢 (B)
- 遊園地 (A)
- 透明ドロップ (B)
- 君の隣 (A)
- 大切な人 (B+)
- キスの息 (A)
- 卒業式 (B)
【総評】(A)
【コメント】
前作に続いて軽やかなポップスが続く作品。この後から新たにアレンジャーを変更したりするので、メインアレンジャー島田による共作もこれにて一旦完結したということもトピックの一つだろうか。
May Dream
- 何時何分 (A)
- あたしの向こう (A+)
- 冷凍便 (A)
- もっと (A)
- 信号 (B)
- 夢見る隙間 (A+)
- 愛だけは (B)
- 好き嫌い (B+)
- かけらの心 (A)
- 大切な今 (A+)
- 合図 (B)
- プラマイ (B)
- 蒼い日 (A)
【総評】(A)
【コメント】
新体制になり新たな風が!・・・という感じではなくあくまでaikoらしい作風になっている。これだ!という名曲はないが、安定して聞ける作品。
湿った夏の始まり
- 格好いいな (A)
- ハナガサイタ (A)
- ストロー (S+)
- あなたは (B)
- 恋をしたのは (B+)
- ドライブモード (B+)
- 愛は勝手 (B)
- 夜空綺麗 (A-)
- 予告 (A)
- あたしのせい (B)
- うん。 (B+)
- 宇宙で息をして (A)
- だから (B)
【総評】(A+)
【コメント】
近年のaikoの中でもずば抜けた名曲『ストロー』を産み出し、これから先もaikoに期待が持てる一作。OSTER projectもどんどんと躍起になってアレンジ力が大爆発してほしいと思っている部分もある。
どうしたって伝えられないから
- ばいばーーい (A)
- メロンソーダ (A)
- シャワーとコンセント (B+)
- 愛で僕は (B)
- ハニーメモリー (B+)
- 青空 (A+)
- 磁石 (B+)
- しらふの夢 (B)
- 片想い (B)
- No.7 (B+)
- 一人暮らし (B)
- Last (A)
- いつもいる (B+)
【総評】(B+)
【コメント】
aikoの最新作はトオミヨウとタッグを組み、ドンドンと軽やかになっている印象。けれども、島田やOSTERなど今までのアレンジャーと組み合わせることで実はそこまで違和感がないというのはやはりaikoの妙だと感じさせる。
だが曲調自体はいつもよりも新鮮ではあるから聞き応えがある。しかし、歌詞は結構重いなぁと。
流行病が来る前の『メロンソーダ』や『青空』は晴れやかだが(そう言えばこっからトオミヨウのタッグが始まった感じか。)、その後はやっぱり重たいなぁと思うしかなかった。そのせいか曲調も落ち着きすぎてる感じが否めなかった。