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【簡易版】2019年Myベストアルバム25

ベストアルバム

さぁ、次はベストアルバムだ。ベストアルバムは昨年同様ベスト25で行っていこうと思う。まずは25位から6位までをコメント付きで紹介しようと思う。

それでは、どうぞ!

 

 

 

25位〜6位

25位:STORY TELLER/Sano Ibuki

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 絶対にBUMP直撃世代だったんだろうなと分かる曲調や歌詞。だけど彼の歌声や揺れない独創性は良いものである。

せめてBUMP感が抜ければもっと良いものになるのではないかと思った。もう一回ぐらいは聞きたい、そんな作品。

 

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24位:OAU/OAU

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カントリー調あふれる落ち着いたアルバム。躍動感はあれどアンプラグドバンドのようにそこは絶対崩さないことが素晴らしい。 

メロディーの質も前作に比べて格段に向上しておりこのまま行く所まで是非とも行ってもらいたいものだ。

 

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23位:Sympa/King Gnu

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 こういうのをオシャレと言うんだろうなと分かる作品。正直このアルバムの中で完全な好みは「Prayer X」ぐらいしか無かったのだが、それでも全体的に新感覚と言うのを味わえるとても良いアルバム。

次の作品はかなり有名曲もある為その分ポップ性も向上すると思うしそこも期待が持てる。

 

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22位:ココベース/花澤香菜

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 前作のUK調からガラリと変わり、体制も変えて有名アーティストに提供するスタイルに変更。もっと前作からの路線も聞いてみたいものはあったけど、今作はかなり花澤香菜として攻めていており所謂声優アーティストらしい作品になっている。

 

マイ・ソング

マイ・ソング

  • 花澤 香菜
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

21位:濡れゆく私小説/indigo la End

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前作「PULSATE」よりかはフワフワしており、その前の「Crying End Roll」よりは落ち着いたそんな不思議な感覚が味わえるアルバム。 

indigoの中でも傑作と言われている藍色ミュージックが好きな人は絶対に好きと言わせられる作品だと感じる。

 

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20位:LOVE/菅田将暉

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最初にまちがいさがしを置いていたり、あいみょんとのコラボ曲もさほど印象に残らなかったことからちょっと不安だった。が、蓋を開けてみれば菅田将暉の野心が節々に伝わる作品となっており、菅田将暉としてのアーティスト性が現れた作品になっている。

菅田将暉作曲の中にも好きな曲はチラホラあり、このままいけば星野源と同様の俳優アーティストとして一線を置けるのではないかと思う。 

 

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19位:WE DO/いきものがかり

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WE DOで新たな風が・・・!と言う訳では全くなく改めていきものがかりの良さを伝えるために今まで通りの安定的なメロディを放っていた。

一番驚いたのは本間明光が編曲を担当した2曲のうち、その1曲「きみへの愛を言葉にするんだ」がストリングスを使用していないことに驚いた。アルバム曲だからかどうかは分からないが、それでも使用しなかったことは今後のいきものがかりとしても本間明光としてももっと新たな舵を切って欲しいと思った一枚であった。 

 

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18位:NEW JOURNEY/DEEN

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世界各国を旅すると言う名目のアルバム。各国らしい楽曲なのだがあくまでDEENらしいイメージを貫いている。 

だからか開幕の「ミライからの光」から伝わるような王道なアルバムになった。田川が脱退して、どうなるかと思ったらギターがちょっと後ろに引いたぐらいであとはそのままだったなぁ。次回以降どうなるか楽しみ。

 

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17位:ジェニーハイストーリー/ジェニーハイ

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 おふざけアルバム・・・かと思ったら、意外にしっかりと川谷的(どちらかと言えばゲス極寄り)なアルバムになっている。

所々自己紹介ソングを挟みおふざけと真面目の緩急が結構バランスが良く、このまま一発屋で終わらせず、しばらくは続けて欲しいなとこのアルバムを聴いて思った。

 

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16位:memori/Gomes The Hitman

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サブスクで新譜にこの作品がきて新人バンドかと思ったら、何と約14年ぶりのアルバムとなっててかなり驚いた。
だけど14年ぶりということで今らしくも安定感あるアルバムになっており結構好印象だった。25位同様、もう一回は聞きたいなと素直に思えるアルバム。

 

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15位:今日だけの音楽/坂本真綾

先行配信一切なしの完全コンセプトアルバム。だからかこのアルバム自体が一曲のようになっており様々な楽曲の提供人がこのアルバムの為に全力投球しているよう。

ラストのタイトルチューンも下記のショートムービーを見るとより伝わってくるんじゃないかなって思う。

 

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14位:ログライン/夏川椎菜

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パレイドの絶望的な雰囲気から何とか立ち上がろうとした最後のナンバー「ファーストプロット」までの流れが秀逸。

Trysailの中でかなりアーティスト気質なアルバムになっており、次回作の「Ep01」 も好印象。01ってことは02もあるって事なのか・・・?

 

ファーストプロット

ファーストプロット

  • provided courtesy of iTunes

 

 

13位:Lip/SEKAI NO OWARI

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Eyeを絶賛している人はまぁ多いっちゃ多いけど、私はやっぱりこのアルバムが好きだなと思える。純粋に好きな曲が多くて、聞きやすい。

まぁ聞き込めるのはEyeの方だと思うので、次回はそういう混合したアルバムを期待。あと、普通にFukaseの声が大好きなので、加工なしでお願いできます・・・かねぇ・・・? 

 

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12位:aurora arc/BUMP OF CHICKEN

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 既出曲が圧倒的に多いが、それをアルバムの流れの良さで完全に打ち消した作品。実質の新曲が「ジャングルジム」ぐらいしか無かった。

まぁ流れも良いが、次はアルバム曲にこんな良い曲が!!的な感じを期待したい。

 

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11位:QUIZMASTER/NICO Touche the Wall

もっと上昇気流に乗れると思っていたぐらいに演奏の完成度が高く、聞きやすい良い作品。この作品からNICOにハマったのでもっと楽しめるかと思ったらまさかの解散だとは・・・

結構昨年はそういうのが多かった気がする。

 

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10位:PopSkip/伊藤美来

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声優らしい可愛らしい歌声と演奏の凝り方の組み合わせの妙でかなりよく聞こえた。あんまり繰り返して聴いてはいないが、昨年の早見沙織の「JUNCTION」同様、ハマる人にはぶっ刺さって抜け出せないぐらいの名盤になっているだろう。

 

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9位:Catch the Rainbow!/水瀬いのり

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水瀬いのりとしてのアーティストに一区切りが着いたようなぐらいに天井まで行った形がする。このままこの方向性で行くのか。はたまた、憧れの水樹奈々のようなスタイルに展開していくのか。

まぁそのまま行ってもまだ突き進めるぐらいには勢いはあるしこのままでも良いと思うう私がいる。

 

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8位:潜潜話/ずっと真夜中でいいのに。

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 去年からの鮮烈なデビューからもう1年以上経っているとは驚きである。既出曲は多いが、サビのドキャッチーさと複雑なメロディー。そしてボーカルACAねの天井知らずな歌声がやっぱりすごいなと思わさざるを得ない。

今後どのような活動をしていくのか期待である。

 

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7位:フェルマータ/杏沙子

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 ガールズポップ全開で、1曲目からフルスロットル。しかも同じようポップスばかりでなく、ユーロビート調のポップなど絶対飽きさせない。

流石に最後の2連続バラードは耐え難いものがあったが、やはりこのアルバムはとても好きだし上半期は結構これを繰り返し聴いていた思い出。

 

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6位:Traveler/Official髭男dism

2019年を象徴するアルバムになったなぁ。リード曲の「イエスタデイ」や終盤のラストソングなどメロを聴かせたり、バンドを聞かせるような最後の恋煩いや旅は道連れなどバラエティに飛んでいる。飛びすぎている。

これを今年一の名盤としている人も多いのも納得なまさに万人受けのアルバム。

 

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さて、最後は5位から1位の発表だ。

2019年の締めくくりにふさわしい2019年の個人的名盤は何だったのか。

さっきよりも細かく見ていこう!

それではカウントダウン!!

 

5位〜1位

5位:ジャパニーズポップス/キンモクセイ

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去年、活動を急始したキンモクセイ。私的にはこれからチマチマと曲を作っていきながら細々とやっていくのかと思っていた。

まさかアルバムを発売してくれるとは本当に思わなかった。もうそれだけでこのランキングに入ったと言っても過言ではない。

内容も本当に今まで休止してたのかてぐらいに、いつものキンモクセイ。「風の子いたいね」と「NICE BEAT」を掛け合わせた、その中間にあるアルバムとしても全く持っておかしくないアルバム。

だけど、その圧倒的普遍性を持ったアルバムがこの時代にあるだけで本当に嬉しかった。これからもキンモクセイは細く長く活動して欲しい。と思ったアルバムだった。

ハイライトは「セレモニー」と「グッバイ・マイ・ライフ」

 

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4位:PASSION BLUE/土岐麻子

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自分がCITY POPにハマったのはつい最近のことで、やはり山下達郎竹内まりやのその2代巨頭を中心に私のCITY POPの趣味が拡大していった。

そんな中見つけたこのアルバムは全編に渡って、現代の松任谷由美と言っていい80年台前半の、AORを駆使していたあの音楽性を現代に持っていきブラッシュアップさせた。そういうアルバムである。

女性を歌ったアルバムとして、様々な歌があるがやはり一際目立つのは「美しい顔」という曲。実際にMVも制作されておりリード曲である。

整形を歌った歌であり、整形しても良いじゃない!という歌。端的に言いすぎて批判的な感情を持ったらしょうがないが、まぁ実際そういう歌だ。

だけど、そういう新たな価値観が共有できたらもっとこのアルバムはいいアルバムになると思うし、実際私は女性のことは私が異性である限りわからない。なので同性寄りの意見になること、それは当然のことだからこそこのアルバムは評価できるのではないかと思う。

まぁそういう社会的なものがなくとも十分に音楽性が素晴らしいアルバムなのでそこだけでもかなり評価が高いアルバムだ。

 

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3位:情熱の船/荒川ケンタウロス

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実に4年ぶりとなるアルバム。後にリード曲として「手紙」のMVも制作された。

サブスクにてニューリリースを漁っていたときに気になって聞いて本当に驚いた。こんなにも純粋で王道でポップでロックなアルバムを聞いて本当に感動したのだ。

適度にポップで、適度にロックで、適度にキャッチー。そのような適度さがぴったりと重なり合ったアルバムは感動という2文字以外には思いつかない。

本当に素敵なアルバム出会ったと感動した。

個人的には前半の曲に名曲がたっぷり詰め込まれており、後半はそうまででもなかったが後半も良曲が詰め込まれているため飽きないアルバムとなっている。

ベストソングには入れなかったが「Don't let me downの僕たちを」もかなりの名曲なため聞いて欲しい。

 

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2位:Yu Are Something/さかいゆう

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さかいゆう5枚目のアルバム。様々な演奏者が参加をし、ニューヨークやロサンゼルス、東京での収録とかなり豪華。

その結果演奏があまりにも凄すぎて、ファンクとかAORとかHIPHOPとかそんなのを抜きにして冗談じゃないぐらいの演奏を見せている。

その内容があまりにも圧巻で最初に聞くにしては上級者向けだ。

真夜中のイメージが強い今作はまさにアシッド系の都会向けアルバムで1曲目の「Get it together」からそのオシャレさや演奏の質の高さに驚かされる。

最後にはドンドンとポップになっていくことから最後まで気持ちの良いアルバムになっている。

1月初期から聞いていてドンドンと好きになって2019年のアルバムの中では最もリピート数の多いアルバムになった。

だが、私が1位になったアルバムは他でもない、あのアルバムだった。

 

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1位:Design&Reason/槇原敬之

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 槇原敬之22枚目のアルバム。「不安の中に手を突っ込んで」以来の10曲入りのアルバムとなっている。

今年のアルバム1位は本当に悩んだ。去年が圧倒的すぎていたというのもあるが、今年は寄りどみどりでTOP3の中から1位を選ぶのを相当悩んだ。

だけど、今作を1位にしたときなぜか安心感があったのだ。あ、これを1位にして良かったなぁという安堵感があったのだ。

「朝が来るよ」から静かに幕を開けながら徐々に壮大になっていきながらも「どーもありがとう」で安心する槇原ポップソングを披露する。

もう見限った失恋ソングやライフソング。印度式以来の衝撃あふれるおふざけソングだったりとバラエティが豊かで、これいらないなぁと思った曲がないほど。

個人的に「2 Crows On The Rooftop」はかなりグッときた。同性愛的な意味合いが取れる歌だが、シンプルで落ち着きある歌で、やはり槇原の歌声に本当にグッときた。

見た目が多少変われど、そのポップセンスも変わらない。そして、打ち込みを毛利泰士に任せたことにより、年齢に合わせたような落ち着きのある打ち込みがあり所々生演奏があったり、ストリングスを任せたりと。

詞曲編共に槇原敬之が行っていることは変わりないが、その他を他の方に任せることで今までよりもグッと印象がよくなった。

2010年代の槇原敬之アルバムで一番好きなのは「Lovable People」だったがこの作品はそれと肩を同等に並べられる作品だと感じた。

2019年のアルバム1位を捧げられる作品だった。

 

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-終わりに-

如何だっただろうか?個人的にはこのアルバムは1位にせざるを得なかった。勿論、2位にしたさかいゆうのアルバムは圧倒的なクォリティだと思ったし、荒川ケンタウロスのアルバムも王道なポップでロックな作品で好みだった。

だけど、1位に軍配をあげるとしたら私は槇原の作品だと感じた。

 

父親がMステにて髭男のPretenderを聞き、「J-POPは一周したね」と言ったことを思い出す。今年も「白日」「Pretender」「キュン」と様々なヒット曲が生まれ今年も去年と同じような充実した年になったと個人的には思う。

今年2020年はどのようなヒット曲が生まれるのだろうか。やはり東京オリンピックに合わせた力強い一曲なのか。それとも時代に左右されない恋愛楽曲なのか。それは誰にもわからない。

けれど、音楽の聞き方が変わっていくように私たちが今までになかったような楽曲がヒットするかもしれない。そのように思えた2019年であった。