21回目
私のブログは定期的更新はなく、比較的マイペース。「超絶簡素レビュー」はシリーズ化しているのだが、こちらもペースはマチマチ。何か一週間に一回スルッとやれるシリーズを考えようということで、始まったこの企画。
ちぃっと私信の話をするがこの記事を投稿して20回以上続けているが、一週間にいつでも続けられるわけでもないなぁとちょっと思っている。
まぁせめて今年度までやって様子はみよう。
ということで今回の曲はこちら・・・
ぼくらの季節/さよならポニーテール
ミニアルバム「なんだかキミが恋しくて」にて1曲目の収録曲。
さよならポニーテールという存在は今年2019年の10月まで全く知らず、サブスクにてお気に入りアーティストを転々としていったときに偶然見つけたアーティスト。
その際、「円盤ゆ~とぴあ」というアルバムを聴いて信じられないアーティストがいるもんだと大変に感動をし、すぐさますべてを聴いた。
この曲はその私が聞いた中でもっとも好きな曲と言える。
さよならポニーテールその最大の特徴は、何の気になしに歌っているリラックスボイスだ。やはり歌というものはどこまで力が込められているのか、それが求められている。だけど、それだけじゃない。歌というものはこういう歌い方でも身に染みることができる。それがこのさよならポニーテールの最大の特徴といえよう。
そしてこの「ぼくらの季節」という曲はド頭からインパクト抜群。
間違っていたとしてもこの手を伸ばしてみたんだ
不器用なあの日の群像
引用サイト:J-lyric.net(http://j-lyric.net/artist/a0554ed/l02b04b.html)
そこから独特なリフとメロディーでとんでもない曲だと思わせる。
歌詞は夢をがむしゃらに追いかけている主人公。その主人公は夢を追いかけるために友と住んでた町を離れていった。そしていつかまた、あの時と同じような僕たちがいたならば、またあの時と同じように。。。という歌詞である。
夢という物をがむしゃらに追いかけていたまさに「青春」と言えるような歌詞。その不器用さと少しの光しかない希望を「季節」というものに置き換えた名曲である。
特に、Cメロの歌詞は絶品だ。
それぞれの葛藤があってみんな多分言わないけど
自分自身と戦っているだろう
引用サイト:J-lyric.net(http://j-lyric.net/artist/a0554ed/l02b04b.html)
多分ぼくら大人という存在はそれぞれ何か葛藤というプライドとコンプレックスを掛け合わせたものを持っている。その葛藤はこの歌詞のように言わないこともあるだろうし、言えないこともある。自分自身と戦っているその葛藤がいつか邪魔せずに打ち明けてみんなに語れたときには、また違った季節が見える事だろう。
そんなことを思って、高校を卒業してから一切合わなくなった友人は今どこで何をしているのだろうか。そのようなことを想いを馳せ今回のブログを締めようと思う。
さよならポニーテールを聴いてよかったなぁと素直に思えるので是非この機会にベスト版も発売されているため聞いてみてはいかがだろうが。
4枚組と中々に重そうに見えるが、リラックスしながら聞ける作品のためスルッと聞けるはずだ。
では、また別の記事で・・・