22回目
私のブログは定期的更新はなく、比較的マイペース。「超絶簡素レビュー」はシリーズ化しているのだが、こちらもペースはマチマチ。何か一週間に一回スルッとやれるシリーズを考えようということで、始まったこの企画。
というわけで、2020年も勿論やりますいつものわたしの気分で。
しかし、いつものわたしの気分では本当に上記の通りにはならない不定期の更新が続くだろう。
1週間に1回ではなく、不定期にさっと書いてさっと出すみたいなことをやるつもりだ。そこらへんを宜しく頼む。いつも通り22時には投稿するが。
それでは、新年初のいつものわたしの気分で選んだ曲はこちら・・・。
YAMABIKO/NakamuraEmi
NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.2に収録され、メジャーデビュー後、インディーズ時代の収録曲をまとめたベスト盤にて収録されている。
NakamuraEmi最大の特徴は、アコギロックだ。どういうことかというと、アコギを使っているのにその捲し立てる迫力ある歌声と、アッパーカットなメロディーを中心に繰り広げられる。エレキなんぞ使わなくともロックにできるということを示してくれる一人であろう。
そのNakamuraEmiの代表曲の一つ「YAMABIKO」は他の人なんて気にするなと、自分の叫びを自分の胸に響かせる"やまびこ"に喩えて歌っている。
他人が落としたガラスの破片はその道に登らない方がいいと警告の証。山を登る途中に見える高校。そんな時に悪魔のような囁きが聞こえる。
あの時は輝いていた
今つまらないのは当たり前
だけど、そんなのは己次第である。どんな山でもその頂上にある旗を掴むなら他人なんかに過去なんかに惑わされずに、隣の芝生が青く見えようとも、目の前にある壁がどんなに強くとも、涙を拭って登って行けという応援歌だ。
NakamuraEmiの歌詞も特徴があり、「孤独を肯定する」という物だ。様々な歌詞に「そばには誰もいない」という孤独がある。しかし、それが何だというのか。孤独こそが己を唯一信じられる物だという、孤独を肯定して全力で応援している。
NakamuraEmiは元々メジャーデビューする前は様々な職を体験。つまり、転職を繰り返して歌手を続けていた。
そんなNakamuraEmiという人物は「孤独」だったのかもしれない。そのような経験があったからこそ、孤独を全力で肯定できるのかもしれない。
そんなNakamuraEmiも後に「相棒」という歌詞を書くことになる。
※一応補足はしとくが、この相棒は車のことである。
だけど相棒がいようともNakamuraEmiは「孤独」を持っている。
最後にそのことが分かる歌詞を引用し、孤独は寂しい物ではないということを証明して終わろうと思う。
涙の落ちる音を聞きながら
笑っちゃうようなわたしの愚痴を聞きながら何も言わずに前に進むの 君は得意でしょ
引用サイト:J-lyric.net(http://j-lyric.net/artist/a05ae31/l049485.html)
それでは、また別の記事で・・・