14回目
私のブログは定期的更新はなく、比較的マイペース。「超絶簡素レビュー」はシリーズ化しているのだが、こちらもペースはマチマチ。何か一週間に一回スルッとやれるシリーズを考えようということで、始まったこの企画。
酒を飲める人にはわかるが、人にはその種類ごとに飲みやすさがあると思う。私はその中でも比較的にきっぱり分かれているタイプだと考える。リキュール系が点でだめだということだ。
同じアルコール度数のものでもビールとリキュールだと圧倒的にリキュールが酔ってしまう。是非とも20歳になったらいろいろな酒の種類を買ってどれが飲めるのか、どこまで飲めるのかチェックしてほしい。大人になっている私からのお願いだ。
閑話休題、今回の曲はこちら・・・。
未来コオロギ/スピッツ
アルバム「小さな生き物」の1曲目にあたる曲。爽快感があるロックナンバーとなっており1曲目で引き受けられる重みを跳ね返してくれるかのよう。
未来コオロギという言葉の組み合わせはスピッツ自身のことを表しているかのよう。それが分かるような歌詞がある。
未来コオロギ 知らないだろうから
ここで歌うよ 君に捧げよう
未来コオロギ いろいろなメロディー
ここで歌うよ 君に捧げよう
引用サイト:J-Lyric.net(http://j-lyric.net/artist/a000603/l02e3c9.html)
この未来コオロギというものをスピッツと置いてみると、スピッツを知らない君のためにスピッツの様々な歌を伝えようという解釈が持てる。
まぁスピッツの歌詞は複雑なのでこういう解釈ということでよろしくお願いする。
そしてこの未来コオロギでとても大切なことが一つある。それは、今まで2000年代後半にかけて使用されてきたストリングスの撤廃だ。
草野マサムネは「ここ近年において、バンドにストリングスが凄く多くなったからここで距離を置くべきだと思った」とインタビュー内で発言しており、それが如実に表れているといってもいい曲だ。
事実、これ以降ホーンなどは入れてもストリングスはニューアルバム「見っけ」にも取り入れていない。
この発言は6年経った今でも大切にされるべき言葉だとは思う。ストリングスは諸刃の剣。それが分かるような曲を来週、用意しようと思っている。
という訳で今回のブログはここで締めようと思う。
それではまた別の記事で・・・