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【第2回】任天堂の名曲を語ろう【マリオシリーズ2】

今回はマニアック

前回の任天堂の名曲・マリオシリーズではメジャーなマリオの名曲を紹介してきた。

karonsenpai0912.hatenablog.com

 

今回は、ちょっとマニアック。所謂普通の人ではあまり知らないような、だけど心震わす名曲を紹介しようと思う。
前回が10曲なので今回も10曲・・・と行きたいが今回はそれよりも増えるかもしれない。ご了承いただきたい。

本当にいっぱいあるから、ね?

それでは早速紹介しよう。

 

・ダブルチェリー峠/スーパーマリオ3Dワールド

まずは、マリオの中でも非常に人気の高い曲から。

今のところ、WiiUのみで発売されているこちらの3Dワールドは3Dマリオ初の4人同時プレイが出来るという試みで人気の獲得を得た作品である。

そこで登場するステージ、タブルチェリー峠はダブルチェリーを獲得すると分身するアイテムが初登場となるステージである。

この曲はバイオリンが主導となった跳ねるようなリズムが特徴的な曲となっている。ピアノもそれに合わせており、思わず手拍子をしたくなるほど。

もちろんイントロなど素晴らしいところはいっぱいあるが、特に素敵なところはサビだ。

涙腺を突っつくような素晴らしい旋律は、聞くものを魅了させる。そして、ダブルチェリーという分身アイテムに合わせてバイオリンが分身し、見事なデュエットを見せている。

そんな、3Dワールドは今のところWiiUのみの発売となっている。もちろん、新作の3Dアクションや2Dアクションなども見たい。けど、この3Dワールドは心躍るビックバンドな曲調がいっぱいあり、とにかく名曲揃いなのだ。是非ともやってみたり、聞いて欲しいと心から思う。

 

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・モノノフ王国/スーパーペーパーマリオ

Wii専用ソフトとして発売された今作は、ペーパーマリオRPGの続編として出されたアクションRPGとなっている。

世界の崩壊を防ぐという非常に重いお話ながら、最後のEDに涙をした方も多いであろうこの作品は名作として語り継がれている。

そのステージの一つである、モノノフ王国。和風のステージという今までのマリオにはなかった斬新なステージながら、このステージで初めて崩壊が起きてしまうという一種のトラウマステージとしても記憶に刻み込まれてる方も多い。

和風のステージということで、和風の曲が用いられており所々裏では中華っぽいサイレンのような曲が流れているのも印象的だ。

非常に落ち着きがありながらも気分を高揚させるかのBGMは世界の崩壊を進めさすカウントダウンかのように。

そんな、ちょっとしたトラウマ付きの曲ながらもイントロから印象深いこの曲はスーパーペーパーマリオの中でも屈指の名曲だ。

また、それ以上の人気曲としてラスボス戦が挙げられるが、それはまた別の機会で語るとしよう。

 

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・ とばしていこう/マリオパーティ3

マリオパーティ3のミニゲーム専用曲の1曲。特に空のステージとかに使われているイメージが多い。

マリオパーティ3はファンからも特に最高傑作と言われるぐらいに、アイテムやステージ、ミニゲームなどがとにかく名作揃いと言われるほどに。

勿論、曲も素晴らしいのが多く特にこの曲は印象深い方も多いのではないだろうか。私が一番このマリオパーティ3で好きな曲はと言われれば間違いなくこの曲をあげ、エースコンバットさながらのシューティングゲームで白熱していたのを今も思い出す。

現在スーパーマリオパーティというマリオパーティの傑作がSwitchで発売されており、こちらもかなり評価が高い作品だ。

3DSにもミニゲームの傑作集が出ており、まぁ贅沢を言っては何だが、Switchにも出て欲しいなというのが本音ではあるが。

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ツルツルツイスター/マリオカート8

WiiU、Switchで発売されているコース曲。WiiUDLC専用コースとなっている。

通常DLCコースと呼ばれているコースはとにかく神曲が多い。アレンジされているハイラルサーキットエキサイトバイク、ビックブルーなどアレンジも素晴らしいが新曲のコースもとにかく凄い。

どれにしようか悩んだが、今回はこれにした。私たちの界隈でよく言う言葉ならひんやりとしたシンセとバイオリンの掛け合いが疾走感を醸し出してる1曲だ。

冬のように感じることができる曲調とサビのバイオリンのメロディーラインが本当に気持ちが良い。

DLCの曲は全部名曲な為、是非とも聞いて欲しい且つやって欲しいなと思っている。 

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レインボーロード/スーパーマリオカート

マリオカートの最早おなじみとなった最高難度の難しさを誇るレインボーロード、その初めての曲。

レインボーロードシリーズの曲には特徴があり、前回も語ったことだが本当によくあるJ-POPのようにAメロ、Bメロ、サビがしっかりと存在している。

イントロからなり続けているコード進行も印象深く最高と言わざるを得ない名曲だ。

そしてとにかく語りたかったのが、この曲が様々な媒体でリメイクされていると言うことだ。その中でとにかく最高なのがマリオカート7に収録されたこの曲がとにかくすごかった。

原作通りで、唯一はベース音がとにかく強調されていると言うことだろう。まさにリメイクコースと言う名にふさわしいリメイクコースでやりながら本当に感動していたのも記憶に新しい。

マリオカート8のリメイクコースも未来感が強調されておりこちらも良いアレンジだがやはりマリオカート7には勝てないなぁ。

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・神々のムユーウッド/マリオ&ルイージRPG4

ルイージの夢の中へと冒険をするドリームアクションという3DSの機能をフル活用したRPGゲーム。前回も話したが、マリルRPGシリーズは全て下村陽子が担当しており、その才能を遺憾なく発揮している。

どういうことか。マリルイの音楽は基本のほほんとした音楽が多いが、その中に数曲、マリオには似つかわしくない音楽が入りとてもゲームに莫大な印象を与えられる。これがその一曲だ。 

神々のムユーウッドというフィールド曲はあまりにも神秘という言葉以外見つからない名曲中の名曲だ。当時、リアルタイムでやったとき、あまりの神聖さにまるで入ってはいけないんじゃないかと錯覚するほどにまでだった。

そして、このフィールド曲は夢ルイージバージョンもあり、こっちはより厳かで強かな印象が強くなっている。どちらも好みだったためにどっちがいいかは大変迷ったが、やはり初見で衝撃だった普通フィールド曲に軍配を上げたいと思う。

 

ただ、これよりももっとマリオに似つかわしくないというのが最上級の褒め言葉である下村陽子の曲がある・・・

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・もう一人のレクエイム/マリオ&ルイージRPG2×2

過去にタイムスリップをして失われた未来を取り戻すべく、ベビィマリオベビィルイージを引き連れたマリルRPGの2作目。

マリルイ2はファンの中でも「史上最も残酷なマリオ作品」と言われ、敵のあまりにもの非道さに衝撃を覚えた方も多いだろう。そんな中ピックアップしたのが本作のラスボス曲である。

イントロからこの世の全てを懸けた戦いを思わせる。ここで負けてしまったら全ての終わり、次作の「イン・ザ・ファイナル」よりも負けられない戦いがある。

 この曲の見所は2パターンに完全に分離してあり、最初は壮大で、その次が物悲しげになりそれが繰り返される構成。その緩急がラス防戦の緊張感をとにかく煽っており最高でたまらない。

本作をまだ未プレイの方は是非やってみて欲しい。マリオの概念が少し違って見えてくるはずだ。

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・Special World 8/スーパーマリオ3Dランド

3DS専用ソフトの誰でも遊べる3Dマリオを意識した、ゴールが一本道の2Dのようなアクションを楽しめるマリオ作品。3Dマリオとしてのストーリーの楽しさを一切削ぎ、楽しさだけを求めた本作の裏ステージの最終ワールドの曲。

この曲、非常にどこかで聞いたことがあるという方も多いのではないだろうか。

そう、これは何を隠そうDSiのダウンロードソフト専用「うごくメモ帳」にて公式が配信したマリオの絵描き歌のリメイク曲なのである。

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数年前に聞いた、マリオの絵描き歌がこんな形でまた聴けるとは思っても見なかった。実際、本当に感動してしばらくずっと聞いていた思い出がある。

実際のところ、3Dランドを遊んでいる人は多分だがもう殆どいないであろう。だけど、もし3Dアクションが苦手だという人がいるなら是非これをお勧めしたい。

ゲーム的には私は一番動かしやすいマリオと思ったゲームであるので、直感的で非常に遊びやすい。

3Dアクションが苦手という方は是非この作品を遊んで、他の3Dマリオを遊んでは如何だろうか?

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・食っちゃうぞ!/マリオストーリー

ニンテンドー64専用ソフト。ペーパーマリオシリーズの初めての作品、その一種のドカボン戦BGM。

ハロウィンチックなBGMも印象的だが、やはりど頭のイントロがとにかくヤバイ。何がヤバイかは上手く説明できないが不安と高揚感を炊き上がらせるのが美味いという説明が的確だろうか。

実際、実質のボス戦であるとある所で闘うドカボン戦は本当に難しく、高い攻撃力で苦戦した記憶がある。そんな意味でこの食っちゃうぞ!はかなりプレイヤーに対して圧倒的なインパクトを放っていただろう。

因みにだが、マリオストーリーペーパーマリオRPGと同じく、ボス戦に専用曲がある。次はそんなペーパーマリオRPGから一曲紹介しよう。

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・VS.モアモア/ペーパーマリオRPG

リバーサイドエクスプレスのボス戦。モアモアという突如出てきたホコリのようなモンスターの集合体という集合体恐怖症だったらトラウマものになっている驚異的なボス。

実際本当にこのモアモアという生物は多くを語らずリバーサイドエクスプレスを荒らし、退治したら直ぐに去っていったこのゲームに置いて唯一の正体不明なモンスターである。

紙になったマリオ≪Part46≫ ~放送事故!気分を害すモアモア戦!の巻 ...

 

曲調もおどろおどろしく、正体不明の魔物に立ち向かうマリオの不安さと緊迫感が味わえる。特に電車の上で戦うという演出も非常に熱く 、ペーパーマリオRPGの中でもトップクラスの印象度を与えることだろう。

ボスとしてのしっかりとした強さも兼ね備えた熱き戦い。実はペーパーマリオRPGサウンドトラックがなく、正式名称も存在していない。名曲が山ほどあるゲームなので、何かの機会で是非発売して欲しいものだ。

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・Break Free(Lead the Way)/スーパーマリオオデッセイ

マリオがクッパを倒し、そのラストステージをとある相手と一緒に脱出をするというそれだけでまぁ熱いステージとなっているこの曲。そんなラストのラスト、脱出するという熱い要素にさらに熱いロックサウンドが鳴り響く。

ED前にこんな熱い熱いボーカル曲が流れたら本当に感動をせざるを得ない。「Jump Up,Super Star!」のボーカルであることも踏まえて、ポリーンが歌ってると考えると自然だ。そして歌詞を読み解くとこんな歌詞が書かれてある。

「Kick up the wall and take plunge Trippin' through two dimensions」
「The fireworks are gonna start」

歌詞を和訳すると、壁を蹴り上げ二次元を跨ごうと花火は打ち上がるという意味だ。

「Jump Up,Super Star!」はポリーンの目線で歌っていたが、このBreak Freeはマリオ自身の目線で歌っているのだ。しかもマリオの目線よりも僕たち自身がプレイしているマリオを見ているプレイヤー自身の目線であることもほんのりと分かる。

これは本当に感動した。ラスト脱出後の寸劇も非常にほんわかして、本当にマリオオデッセイというゲームは最高だった。3Dマリオの傑作中の傑作といっても過言ではない素晴らしい作品だった。またこういうのをやりたいと素直に思っている私がいる。

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マリオペイントメドレー/大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

スマブラSPに収録されている楽曲、マリオペイントの楽曲をアレンジしメドレーとしてつなげたもの。SPECIALにも収録されているが、前作の「大乱闘スマッシュブラザーズ for WiiU」のDLCとして楽曲収録されている。

このマリオペイントはとにかく思い入れが強い方が多いのではないだろうか。SFC専用ソフトとして発売され、マリオのペイントツールみたいなもので絵を描ける他、アニメーションを作れたり、作曲をして一つのアニメーションを作り上げることができた。

そんな今作のメドレー収録楽曲はタイトル、ロード画面、ハエたたき、Type-Aと意外に豪華。

特にアレンジの質とメドレーの繋ぎの良さが完璧なのだ。特にロード画面からのハエたたきが秀逸。そして何より、Type-Aも本当に良い。いやもう全部いいのだ。私がスマブラのアレンジの中ではトップクラスといってもよい。

そんなスマブラSPはさらにファイターの追加が発表され、まだまだ私のワクワクを止めないでくれている。しばらくは飽きないで続けられそうだ。

 

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-まとめ- 

ということで、今回は前回よりもちょい増しして12曲紹介した。次回紹介する任天堂シリーズは考え中だが、少なくともゼルダシリーズになりそうだ。

マリオシリーズは本当にどれも良い曲が多いため、多分第5回までは飽きずに紹介ができそうだ。それでは、次回のゲーム音楽シリーズを楽しみにしていただきたい。

 

では、また別の記事で・・・