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ポップとは結局どういうものだろう?

ポップとPOP

少し前に星野源という歌手が「Same Thing」というEPを配信したことは記憶に新しいだろう。

内容は打ち込み且つ洋楽テイストを十二分に発揮した今までの星野源とはかなりテイストが違う内容となっている。
そのせいもあってか少し賛否が分かれており、ポップな星野源に早く戻ってほしいという声もあった。

Same Thing (feat. Superorganism)

Same Thing (feat. Superorganism)

  • provided courtesy of iTunes

 

 

・・・ここでふと疑問に思ってしまった私がいる。今回の表題曲「Same Thing」は比較的にポップな作風でファンキーテイストが少し溢れる現代の洋楽ポップスだ。

じゃあ一体ここでいうポップな星野源とは一体どういうものだろうか。そもそもポップとはどういう物を指すのだろう。

そう思った探検隊一同はジャングルの奥深くへ向かうことにした・・・

 

 POPミュージックをWikipediaから引用してみる。

主なポップ・ミュージックの楽曲は2分半から3分半の長さで、一般的に一貫性のある楽曲が多く、リズミカルで、シンプルな構造、主流のスタイルが用いられる。

歌詞は一般的に単純なテーマに焦点が当てられ、特に愛や恋愛に関するテーマが多い。

引用サイト:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF)

 

なるほど。つまりポップとはポピュラー音楽ということになる。

 

・・・待てよ?
ここでポピュラー音楽ということになるのなら今回の「Same Thing」はこのポップミュージックというカテゴリーに当てはまる。なら、何が賛否を呼んだのだろう。

 

ここで、私が思う結論を紹介しようと思う。

ここでいう「ポップ」とは大衆から求められている音楽をそのまま返すということである。

 

 

つまり、今までの星野源が出した「SUN」「恋」「アイデア」といったブラックミュージックを織り交ぜながらだしたポップミュージックが星野源の「ポップ」なのである。

 

ここでいう「ポップ」は皆さんがイメージしているような「ポップ」とは少しイメージが違うと思う。

例えばHYというアーティスト。HYの代表曲といえば「AM11:00」とかもあるが、やはり「366日」「NAO」といった仲宗根泉が手掛けるバラードソングが著名だろう。

366日

366日

  • HY
  • ロック
  • ¥255
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NAO

NAO

  • HY
  • ロック
  • ¥255
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これ以降、HYが大衆に求められたポップとはそういうバラードソングだ。

もう一つ家入レオというアーティスト。代表曲は「君がくれた夏」や「サブリナ」「もし君を許せたら」といったような孤高の存在といったような曲が強い。これが家入レオが大衆に求められているポップである。

君がくれた夏

君がくれた夏

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サブリナ

サブリナ

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もし君を許せたら

もし君を許せたら

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偏見込み込みだったためファンには申し訳ないし、むしろ私は例に挙げた2人のアーティストはよく聞く方ではある。

私が言いたいのはポップとはつまりそういうことであると言いたい。

 

だけど、そのポップを続けていくといずれ自分の欲望が出てアーティスト性が出てくる。寧ろ私はその欲望に忠実になったその人本人のアーティスト性を是非見てみたい人なので、そういうのは大歓迎だ。

だからこそ先ほど2組のアーティストを例に出したHYだったら近年で言うと「LIFE」というアルバムのハッチャけた具合は最高だったし、家入レオの「WE」も開放的に明るくなって寧ろこっちの方が大好きなまである。

 

星野源もそういう意味で言えば「Same Thing」の路線をどこまで爆発的に広げさせることが出来るのか。はたまた、戻ってブラックミュージックテイスト含んだポップになるのか。そういう所も着目していきたい。

 

 

まぁ今回は雑記的な感じでかたってみたので今回は軽めにここで終わりにしたいと思う。

ではまた別の記事で・・・・